よしなしことを、日々徒然に……
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 2008年10月16日の読書
2008年10月16日(Thr) 
本日の初読図書:
4334076777蛇王再臨 アルスラーン戦記13 (カッパ・ノベルス)
田中 芳樹
光文社 2008-10-07

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「十六翼将ついに並び立つ」の文字にワクワクしながら読み進めていたら……田中先生、厳しすぎます(涙)
他にもなんか、強烈にフラグが立ってる人もいるし……この先、どんどん辛い展開になっていきそうで(しくしくしく)
No.2186 (読書)


 青空文庫チェックメモ
2008年10月16日(Thr) 
なんか岡本綺堂の新作がUPされ始めてるようですが、ちょっといまDLと読む気力がないので、とりあえずメモ。
10月16日分、後ほどチェックしに行け〜〜>私
No.2185 (読書)


 2008年10月12日の読書
2008年10月12日(Sun) 
本日の初読図書:
4062694026妖怪アパートの幽雅な日常(9) (YA!ENTERTAINMENT)
香月 日輪
講談社 2008-10-10

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……えーっと、ちょっと待って?
これどこの同人誌? 私なんか間違えてどっかの同人サイト読んでる??

というのが、読んでる途中の感想でした。
いや昨日、ちょっと思い立って妖アパであちこち検索して、二次創作に目を通してみたりしてたんですけどね。
本編以上に萌え〜な作品は存在しないと実感しました。恐るべし香月先生……

そして相変わらず根底に流れるものは、深く、重く。
ほんとにこれ児童文学? というか、こういう児童文学を読めるいまの子供達を羨ましいと思ってしまうのは、既に私が「大人」であるからこそなのかもしれませんが。
どちらかというと、マイナス方面としてあげられるキャラクターにスタンスが近いと感じてしまう自分には、いろいろ胸に突き刺さってくるところもあります。既に自分が「子供」と呼んでもらえる年齢ではないからこそ、いっそうに。
それでも、いやあるいはだからこそ?
この作品に出会えて良かったなあと思うのです。

そして今回はまた、最後の一行でやらかしてくれました。
全十巻予定のこのシリーズですから、次回は最終巻。その一歩手前のラスト一行でそうきますか香月先生!
来年三月刊行だという最終巻が、もう待ちきれませんです《o(>_<)o》

「勇者で魔王な日常(オンライン小説)」
 http://www.geocities.jp/theendline/top.html

前世で魔王だった姉と、勇者だった弟との双子の姉弟。
そしてそんな彼らを取りまく元部下や仲間達。生まれ変わった彼らは前世と同じく、あるいはまた異なった、それぞれの人生を歩んでいこうとするのだが……?

魔王や勇者 ―― というか、生まれ変わりの定義が一風変わっていて目を引きます。システム、と表現するべきでしょうか。
個人的には、生まれ変わりとか関係ない、それどころか本編には名前すら出てきてないドカタの兄ちゃんが気になります(苦笑)
No.2180 (読書)


 2008年10月07日の読書
2008年10月07日(Tue) 
本日の再読図書:
4886725627月下美人 (カルデアBOOKS)
松本 幸綺
ミリオン出版 1997-06

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様々な人の想いに取り憑かれて、あるべき姿から変貌してしまった花々を、その妄執から解き放ち、あるいは封印する。そんな植物専門の呪縛士、黒崎冬夜の物語。

やはり納戸から(以下略)
買った記憶も読んだ記憶も残っていない、薄い新書の一冊は、十年以上前に発行されたマイナーレーベルでした。今になって読み返してみると、当時は判らなかった泉鏡花ネタとかが理解できて、ちょっと得した気になってみたり。
植物をテーマにした美しい話というのは、読んでいてうっとりさせられます。
私もそういう話が書いてみたいものですが、一枚絵の情景は浮かんでも、なかなかエピソードまではつけられなくて断念ばかり。
闇夜に浮かぶ白木蓮と卯月さんとか、赤い彼岸花の束を抱く晴明くんとか、月光に輝くススキ野の中の卯月さんとか、書いてみたいものなんですけどねえ……
No.2159 (読書)


 2008年10月04日の読書
2008年10月04日(Sat) 
本日の初読図書:
4088745817ぬらりひょんの孫 2 (2) (ジャンプコミックス)
椎橋 寛
集英社 2008-10-03

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旧鼠編のラストと、牛鬼編の終わり間近まで。
私に単行本購入を決意させた十三幕が収録されておりますvv
もうね、昼若のまま牛頭丸相手に長ドスで戦うリクオの格好いいこと格好いいこと。
ここまでは正直昼若のふぬけぶりに苛々するところもあったんですが、この話でどかんとひっくり返されたのですよ。
ここに至るまではもう二〜三冊ぐらいかかるだろうと思っていたので、展開の速さにもびっくりです。ぬら孫って、あんまり戦闘シーンにページを割かず、さくさく話が進んでいくのもありがたいところですよね……

それにしても、章と章の間にある書き下ろしラフ。「待ってよ、清継くん!」の後の暗転したひとコマに、一体なにが……(ガクガクブルブル)
……誰にも相談せずにあれだけ達筆な回状書けるところとか、なにげにさらりと普段から和服着こなしてたりとか、そもそも雑魚妖怪うわーって足蹴にできたりとか、昼若って普通の中学生自認してる割に、けっこうスキル高いですよね……?

「いきなり魔王様(オンライン小説)」
 http://www3.to/denju/

ある日突然魔族の国に召喚され、国を滅ぼそうとする魔獣から救って欲しいと懇願された、演劇部部長シーナ・ヒロツグ。彼が持つ魔王としての能力とは、その世界のいつの時代に使われた言語も理解することができるという、ただそれだけのもの。
だが持ち前の傲慢さと度胸と現代知識を元に、彼は国を根本から救うべく次々と手を打ってゆく。まさしく「魔王」と呼ばれるにふさわしいカリスマをその身にまといつつ……

異世界召喚ものとしてはありがちな、現代知識を元に一国を立て直してゆくタイプのものですが、主役の知識が知ってることは知ってるけど知らないことは知らないあたり、けっこうリアルかと(蕎麦の作り方は知っててもラーメンは作れないとか、黒色火薬の作成は思いついても配合が判らないとか)。
そして何でもかんでも演劇に結びつけるあたりが、演劇部長。
No.2151 (読書)


 2008年10月03日の読書
2008年10月03日(Fri) 
本日の初読図書:
4125010463故郷に降る雨の声 下―バンダル・アード=ケナード (3) (C・NovelsFantasia こ 1-6)
駒崎 優
中央公論新社 2008-08

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昨日に引き続き、バンダル〜の下巻。
三つの傭兵団とひとつの正規軍と依頼人とその使用人とが入り混じって、錯綜した情報になにがなんだかしっちゃかめっちゃかだった状況が、やっと落ち着いて読んでいる方もほっと一安心でした。
そしてヴァルベイド格好いいです、ヴァルベイド。医者としての仕事をきっちりこなしつつ、着実に情報を集めて推理巡らせて、打てる手を打っていく。おまけに傭兵達への融通も利かせるものの判りっぷり。そりゃバンダルの面々も惚れるわ!(違)
あと挿し絵のマドゥ=アリがだんだん幼くなってきてるのは気のせいでしょうか。平服だからかと思っていたら、軍服着てる表紙でもやっぱり幼いような。
つうかシャリースの挿し絵も若えよ! 髭はどうした! ヴァルベイドにはちゃんと髭があるのに、なんでシャリースにはないんだ。何日も着た切り雀で山ん中さまよってたら、泥汚れよりもまず無精髭だろうよ!(待て、落ち着け)

……真面目な話をすると、彼が……まさか彼が。思い返してみればこの上下巻、思い切りフラグ立ちまくりな言動をとってはいたのですけれど、この人の場合、登場したときからずっとそんな感じだったので、完全にスルーしてしまってました。
駒崎先生、なんてシビアな……(しくしくしく)
No.2150 (読書)


 2008年10月02日の読書
2008年10月02日(Thr) 
本日の初読図書:
4125010366故郷に降る雨の声 (上) (C・NOVELS Fantasia―バンダル・アード=ケナード (こ1-5))
駒崎 優
中央公論新社 2008-06

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仕事が始まる前に雇い主が病死するという目にあってしまったバンダル・アード=ケナードの面々は、当てにしていた仕事と依頼金を失い、追いつめられていた。
早く次の仕事を見つけなければと焦るシャリースの前に現れたのは、大金を持った老人だった。自分は依頼主の代理人であり、何を依頼するのか、どこへ連れて行くのかは教えることができない ―― そう告げる老人の言葉にうさんくさいものを感じつつも、シャリースは金を取るか危険を取るかで悩むのだが……

バンダル・アード=ケナードシリーズ、最新上下巻のとりあえず上巻。
相変わらず情報が錯綜していて、何がなんだか判らないまま話が進んでいくのがこの作者さんの手法ですが、今回はまた視点があっちこっちに移動してくれてややこしいです。
っていうか……ヴァルベイド〜〜〜vv 待ってましたよ医者先生vv
口絵でシャリースと差し向かいになっているのを見て、単なる新キャラ!? 似てるだけの新キャラ!? とドキドキしながらページをめくっておりました。
けっこうしたたかな癖に、友人と認めた相手にはまっすぐに好意を寄せる、無精髭の(それ関係ないだろ)医者先生ラヴvv
No.2149 (読書)


 10月の新刊チェックメモ
2008年10月02日(Thr) 
10/03 ぬらりひょんの孫 2 (2) (ジャンプコミックス)
10/07 蛇王再臨 アルスラーン戦記13
10/10 妖怪アパートの幽雅な日常 (9)
10/16 CROWN 6 (6) (プリンセスコミックスデラックス)
10/16 天の神話地の永遠 3 (3) (ボニータコミックス)
10/17 Q.E.D./証明終了/ 31 (31) (月刊マガジンコミックス)
10/17 C.M.B.森羅博物館の事件目録 9 (9) (月刊マガジンコミックス)
10/18 KATANA 4 (4) (ぶんか社コミックス)
10/20 G・DEFEND (34) (冬水社・いち*ラキコミックス)
10/23 クリスティ・ハイテンション 3 (3) (MFコミックス)
10/31 星屑のさなぎ 歓楽の都
10/  コンシェルジュ江口鉄平の事件簿 1 (1) (LGAコミックス)

一応今後の記録として。
No.2148 (読書)


 2008年09月29日の読書
2008年09月29日(Mon) 
本日の初読図書:
4403619177艶漢 1 (1) (WINGS COMICS)
尚 月地
新書館 2008-09

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時は明治か大正か。美形で元暗器使いなゆるゆる変態傘造りと、そんなダメ男を放っておけない熱血巡査とが巻き込まれる、猟奇な事件簿。

……と、まとめればいいのかどうなのか(汗)
なんというか、シリアスともギャグとも猟奇とも耽美とも、なんとも形容のしがたい、独特なお話です(^ー^;;)
二話目まで雑誌で読んでいたので買ってみたら、三話目から傘造りの過去とか出てきて、なんだかシリアス&ダークに向かいそうな予感が。あんまり痛かったり辛かったりするのは勘弁して欲しいんですけど。
しかし一話目で完全ギャグ要員だった巡査殿が、意外に有能だったのは嬉しい誤算。
つーか膝潰されといて、相手に追いすがるわ、一ヶ月で完治するわ……ほんとに貴方生身ですか……?

「暁の魔女と風の傭兵(オンライン小説)」〜07
 http://kouyanokinmokusei.web.fc2.com/
 
ささいな事故で召喚されたマイペースな女子高生と世界最強といわれる傭兵王の青年の物語。

まだ始まったばかりで、召喚された次第も、二人が連れになった理由もさっぱり謎のままです。とりあえず、ふりまわされっぱなしの傭兵王はお約束(笑)
No.2146 (読書)


 2008年09月28日の読書
2008年09月28日(Sun) 
本日の初読図書:
4756712304月の昇る音 (VARIO COMICS)
りぎあ・もーりす
桜桃書房 1999-01

by G-Tools
遺跡から発掘される「古代部品(パーツ)」。そのほとんどはただのガラクタに過ぎない。だがごくまれに、百年に一人か二人、魅入られたかのように古代部品に憑かれてしまう人間が存在する。
軍の実験施設で金色の義眼を移植された少年、アスランは、原子単位で物質を操る力を手に入れた。それは空気中から水を取りだし、錆びた鉄を元へと戻し……そして容易く人を殺す、そんな能力。
実験施設から逃げ出し、故郷へ帰ろうとする彼を拾ったのは、得体の知れない青年 正宗。古代の刃の名を持つ彼は、何を考えているのかよく判らないままに、追われる少年が故郷へ戻るのを手助けしようと言ってくれるのだが……

大好きな同人作家さんの商業誌。表題作他二編。
正直を言うと、この方の書く話はマンガよりも小説(それも二次創作)の方が好みなんですが、古本屋で見つけたので、つい購入。
なんというか、台詞回しに独特の雰囲気があるお人です。あと、依存しながら守る人と、脆く見えてまっすぐ立っている守られる人、という構図が多いような。
どちらも非常に好みだったりします。
No.2141 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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