よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年07月23日の読書
2010年07月23日(Fri) 
本日の初読図書:
「【チラシの裏から】りゅうのじんせい(Arcdia)」〜おまけのながめなばんがいへん
 http://mai-net.ath.cx/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=original&all=11988&n=0&count=1

オタクな現代日本人女性が、通り魔に殺されたと思ったら、異世界で竜の子供(しかも♂何故か人型)に転生していたよ、というお話。
現在二十話ぐらいUPされてますが、前半は家族とのほのぼの話、後半から独り立ちする流れになってます。現在ようやく人間の街にたどり着いたあたり。
面白いけれど先は長そうです。

「【ネタ】異世界から帰宅した男(Arcdia)」
 http://mai-net.ath.cx/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=tiraura&all=17377

異世界に勇者として召喚され300年。ついに魔王を倒した少年は、地球に帰ることとなった。幸いにも魔法のおかげで、自分が召喚されたすぐ後に帰ることができる。
久しぶりだなあ、と思いつつ、一週間後の自宅へ帰還した彼だったが……美形まみれの異世界で300年、勇者として暮らした彼には、日本人はみなオークかゴブリンにしか見えなかったりした。

300年も経って、もはや両親の顔も覚えていなけりゃ、周囲の人間関係も記憶の彼方。とりあえず記憶喪失だと誤魔化しつつ、勇者生活で身についた傲岸不遜振りを遺憾なく発揮しつつ暮らす少年の破天荒な日常です。
これもやっぱり連載中。
なかなか完結済の良作というのは見つからないものですな……
No.2796 (読書)


 2010年07月18日の読書
2010年07月18日(Sun) 
本日の初読図書:
4062694301ファンム・アレース 賢者の教え (YA!ENTERTAINMENT)
香月 日輪
講談社 2010-01-22

by G-Tools
今回は賢者の元へ向かったのですが、この賢者がまた一筋縄では行きません。
なんというか……フェロモン駄々洩れナイスミドルな男前?(笑)
150才のバビロンが完全にお子様扱いされてます。香月さんの話には、たいてい主役を導いてくれる、地に足着いた「立派な」大人が登場するのですが、このシリーズにもついにという感じでした。いやもう訓練疲れでへたったバビロンが担がれて風呂場に連れて行かれるシーンなど、腐女子心に訴えかけるものが……ふふふふふ……
今回も更に道連れを一人増やし、次回向かうは魔道士ノゴーシャンの元へ!
……なんかますますRPGっぽくなってます。

4488458017團十郎切腹事件 (創元推理文庫)
戸板 康二
東京創元社 2007-02-28

by G-Tools
歌舞伎役者の老優 中村雅楽を探偵役に、新聞記者 竹野をワトスン役におくる短編ミステリ集。
探偵が役者なので、扱う事件も舞台関係が多く、そのあたりの知識がない私にはちょっと入り込みにくかったです。話自体はけっこう面白いし、短編集で謎を解いたら犯人は割とあっさり自白しちゃったりするので、時間塞ぎに一話ずつ読むには良い感じでしたが。十八編、薄目の文庫本なら三冊分ぐらいの厚さ。
一回では読み切れず、結局一度延長貸し出し手続きして、二週間以上かけて読了しました。

「杜人記−ゆるゆる土着神−(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n1309m/

気が付いたら21世紀日本からタイムスリップして縄文時代にいた男。
彼は己が持つ現代知識を生かして村を発展させ、やがて村長の娘と結婚し長となる。畑を開き、村を護り、そうして生涯を終えた ―― そこからこの話は始まる。
自らの子孫を護るため、幽霊となり、やがて神となってゆく男の神話物語。

第一話にして、既に普通の内政チート物を終わらせ、次の段階に入ってゆくという、一風変わったお話。作者曰く「古事記の二次創作と書くべきかなあ」とのこと。
雉鳴女とか出てきてますしね。
ときどき挟まれる閑話で、現代視点から神話を読み解いているのが面白いです。
現在、作者の事情で休載しているのが勿体ないところ。
No.2790 (読書)


 2010年07月17日の読書
2010年07月17日(Sat) 
本日の初読図書:
4334736874江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)
江戸川 乱歩
光文社 2004-05-13

by G-Tools
昨日に引き続き、今日は「赤毛のレドメイン家」を翻案した表題作「緑衣の鬼」を読了。
一日で読めたあたり、まあそれなりに面白かったと思います。引っかかるところは随所にありましたけれど。
犯人とその共犯は割と早めに分かったんですが、さすがに犯人の本性というか、本名というかは意外でした。うむ、してやられた。

あと昨日書き忘れてましたが、「幽霊塔」、財宝が鎧櫃の中に小判のみとなってるのがちょっと味気ないです。やはりあそこは絢爛豪華な金銀珠玉であってほしいものです。
No.2789 (読書)


 2010年07月16日の読書
2010年07月16日(Fri) 
本日の初読図書:
4334736874江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)
江戸川 乱歩
光文社 2004-05-13

by G-Tools
「赤毛のレドメイン家」と黒岩涙香の「幽霊塔」をそれぞれ翻案した物が収録されています。
幽霊塔が涙香版とどの程度違うのか興味があって借りてみました。
とりあえず幽霊塔を読破。大筋、涙香版と変わりありませんでしたかね。現代文に近くなっているので、かなり読みやすいことは確かです。主役の元婚約者 栄子(涙香版ではお浦)と、その共犯者で、過去の殺人の真犯人 長田(涙香版では 高輪田)の登場シーンがごそっと削られていたのが大きな違いですか。他にもちょこちょこカットされている部分があって、簡略化されている感はありました。書き足されたシーンはほとんどなかったような。
数少ない改変されたシーンとしては、ラストの弁護士さんが改心する下りが、主役が助けたことに対して感謝したから……という涙香版とは異なる流れになっていたのが、かえっていまひとつかなあと思わなくもなく。
そうそう、舞台が日本になっていて、ヒロインが和装していたり、馬車に乗っていたシーンが人力車になっていたりとかしたのが、涙香版より後に書かれたのにレトロな雰囲気を醸し出していました。海外翻訳小説が、いっきに時代小説になってましたからね……(苦笑)
No.2788 (読書)


 2010年07月15日の読書
2010年07月15日(Thr) 
本日の初読図書:
4334728278長い長い殺人 (光文社文庫)
宮部 みゆき
光文社 1999-06

by G-Tools
ある晩起きた轢き逃げ事件。そして死んだ男の妻が、愛人とした男の結婚相手の不審死。
さらにそれらにまつわる様々な人々の生と死とを見つめていたのは、彼らが常に携えているもの ―― 財布だった。
それぞれの持つ財布がそれぞれに語る、事件を巡る人生模様が、やがて連続殺人の真実を照らし出す。

財布が語り手の短編連作が十個集まって長編小説になるという、面白い趣向の物語でした。だって財布ですよ?
でも面白いですね。たいていの人は、肌身離さず持っているお財布。中にはお金だけではなく、時に大切な物を入れて持ち歩く。それらを抱き、すべてを見つめている存在 ――
いやあ、秀逸でした。タイトルこそ「長い長い〜」ですが、読んでいるときはそんな風にちっとも感じなかったです。
No.2785 (読書)


 2010年07月13日の読書
2010年07月13日(Tue) 
本日の初読図書:
4334723640木枯し紋次郎〈2〉女人講の闇を裂く (光文社文庫)
笹沢 左保
光文社 1997-02

by G-Tools
相変わらず救いのない話が多い木枯し紋次郎。
読んでるとなんか鬱になってくるというか、人間不信になりそうというか。
最後の一行がピリッと効いているのも相変わらずです。
No.2781 (読書)


 2010年07月11日の読書
2010年07月11日(Sun) 
本日の初読図書:
4592186559花よりも花の如く 8 (花とゆめCOMICS)
成田 美名子
白泉社 2010-07-05

by G-Tools
能楽師の憲人さんのお話。
今回は7巻で出演したテレビドラマのメイキングで一冊。
憲人さんが眼鏡かけてないので、なんだか微妙に違和感が。つか眼鏡かけてないと美形すぎるよ憲人さん(苦笑)
今回のみのゲストキャラだと思っていた役者さんが、ラストで弟子入りしてきてびっくりです。
最近、楽っくんあたりの出番が少なくて寂しいなあ……
No.2779 (読書)


 2010年07月10日の読書
2010年07月10日(Sat) 
本日の初読図書:
「ワールド・カスタマイズ・クリエーター(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n7163g/

直前までやっていたゲームの機能「カスタマイズ・クリエート」の能力を持った状態で、異世界に邪神として召還された青年が、世界の変革をもたらしてゆくお話。完結済。

物質を変形・変換させる能力に、制限なしのチート状態で召喚されてしまったので、もう反則のしまくりです。地面を材料に一瞬で砦とか作り上げちゃうし。
話的には前回の異界の魔術士に較べると人種差別など少々ハードな一面がありましたが、それでもやっぱり基本はのんびりほのぼので、御都合主義でも何でも最後はハッピーエンド至上主義な私にはありがたかったです。
No.2778 (読書)


 2010年07月06日の読書
2010年07月06日(Tue) 
本日の初読図書:
「ワールド・カスタマイズ・クリエーター(小説家になろう)」〜20話
 http://ncode.syosetu.com/n7163g/

「異界の魔術士」の作者さんが書いた二作目。
完結していたので読み始めてみました。
異世界召喚で今回は男主人公者。やはりチートです。
あと「異界の魔術士」が外伝? 更新されて「連載中」になってます。
No.2776 (読書)


 2010年07月05日の読書
2010年07月05日(Mon) 
本日の初読図書:
「ラーメン屋台の不思議な話(オンライン小説)」
 http://kunisuke.my-sv.net/

高架下でラーメン屋台を営む無愛想な親父が客に語る、ちょっと不思議な物語。連作短編集。完結済。

中には不思議じゃない、ただの思い出話も混ざってましたが、そこはそれ。
なかなか面白かったです。
No.2775 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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