よしなしことを、日々徒然に……



 2010年10月06日の読書
2010年10月06日(Wed) 
本日の初読図書:
4152500263星空から来た犬 (ハリネズミの本箱)
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 原島 文世
早川書房 2004-09-10

by G-Tools
星人シリウスは、無実の罪で裁判にかけられていた。判決は死罪。ただし執行猶予として、紛失した“ゾイ”が落ちた星へそこに住む生きものとして送り込まれ、その寿命が尽きるまでに発見できれば、すべてを不問に処す、と。
怒り狂うシリウスだったが、気が付いたときには刑が執行されていた。
そうして彼は、一匹の小さな仔犬として地球に生まれ落ちることとなったのである。
生まれてすぐに、袋詰めにされ川へ投げ込まれた彼だったが、九死に一生を得、一人の少女に拾われる。
そこから彼の生と探索は始まったのだった。

かの「ハウルの動く城」の原作を書かれた、ダイアナ女史の初期作品。
子供の頃に読んだ「星から来た探偵」を思い出して借りてみました。
割とすっきりした流れの作品だと思います。真犯人とか、最初の一発で丸判りだし。
ただ後半には謎がいっぱいというか、最終的にゾイを持っていた闇の存在が結局なんだったのかとか、彼らがどうなったのかが、詳しく書かれないままだったのがちと消化不良。まあこれはこれでありかもしれませんが。
もと星人のエリートにも関わらず、犬の本能に振りまわされるシリウスのヘタレっぷりがたまらんのですが、後書きによればジョーンズ作品のヒーローにしては「気弱でも情けなくもないし、ぼんやりしているわけでもきどっているわけでもない。(中略)わりとまともなヒーローといっていいのではないだろうか」とのことで……普段、どんな作品書いてらっしゃるんですか、ジョーンズ女史(笑) まあ、たしかに原作ハウルはかなりアレでしたが……

ラスト、無情にもお別れしてしまうことになった少女とシリウス。
最後の一文にちょっぴり希望が残っていますが、汚れちまった大人の心では「再会は無理だろうなあ」と思ってしまうので、やはりこれは子供の頃に読んでおくべき作品かもしれません……
No.2878 (読書)


 2010年10月05日の読書
2010年10月05日(Tue) 
本日の初読図書:
4167142732鬼平犯科帳〈21〉 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋 2001-01

by G-Tools
密偵が増えすぎて訳判らなくなってきました(苦笑)
同心はうさぎの出番が減ってきた分、細川さんが活躍というか、失敗というかしまくってますね……
No.2877 (読書)


 2010年10月03日の読書
2010年10月03日(Sun) 
本日の初読図書:
4167142724鬼平犯科帳〈20〉 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋 2000-12

by G-Tools
こつこつ読み続けて、ついに大台に乗りました。
今回は、以前ドラマで見た「高萩の捨五郎」が載っていて嬉しかったです。やはりドラマの方は「妙義の團右衛門」と混ぜてあったようで。捨五郎が密偵になるまでで終わっておりました。が、平蔵さんが枇杷の木で杖作ってやるとか、細かいところがドラマと一緒で楽しかったですvv
あとラストに載っていた「寺尾の冶兵衛」なども、平蔵さんが盗人のふりして潜入するわ、五百蔵親分が盗賊時代の気持ちに戻って心が揺れちゃったりするわ、キーパーソンの寺尾の冶兵衛は命懸けで子供助けるような良い人で、最後まで五百蔵を信じて死んじゃったりするし、平蔵さんが情けを掛けてその娘に金を届けさせたりするしで、鬼平犯科帳のエキスをぎゅっと凝縮した話という感じでした。
他にも眼鏡師の市兵衛など、このところ急激に数が減った密偵が、またも補充されていて、一体池波先生はキャラを減らしたいんだが増やしたいんだか。

「永遠より長く(オンライン小説)」
 http://kazahana.ashigaru.jp/

戦国時代の安芸国、「天下の醜女」と呼ばれる姫がいた。
三入高松城主熊谷信直の娘である彼女の前に、ある日、快活な一人の青年が現れて ――

割と正統派? な恋愛もの。なんちゃって時代物かと思って読んでいたら、歴史物でした。普通に微笑ましく面白かったです。
No.2872 (読書)


 2010年10月01日の読書
2010年10月01日(Fri) 
本日の初読図書:
4043943784僕とおじいちゃんと魔法の塔(3) (角川文庫)
香月 日輪
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-09-25

by G-Tools
シリーズ三冊目。1巻の後書きで、3冊で終わるみたいな事が書かれていたので最終巻だとばかり思っていたら、あっさり続いてちょっと肩透かし。
今回もいつも通り、不思議を隣にふつーに飯食って勉強してクラブ活動して、ふつーに日常生活を送っています。
今回は、またもや新キャラ、完璧超人であるが故に世の中に飽いてしまった高校二年生、一色雅弥さん登場。血筋と言い見た目と言いスキルと言い、もはや嫌味を通り越した完璧超人です。
しかしこの方、黎明苑という画商の社長子息なんですが……「一色」で「黎明」って……もしかして妖アパの詩人と何か関係あり??
エスパルスが普通にデコ携帯とか持ってるし、学校が「城西」だから、時代的には妖アパと被ってると思ってるんですが……
No.2867 (読書)


 2010年09月28日の読書
2010年09月28日(Tue) 
本日の初読図書:
4864230331SILVER DIAMOND(21) (冬水社・いち*ラキコミックス)
杉浦 志保
冬水社 2010-09-20

by G-Tools
ついに宮処までたどり着いたラカンたち。
話がどんどん複雑化してきて、三冊ぐらい前から読み返さないと判らなかったり(苦笑)
特にホシミノコトは判らなくなってきましたねえ。自分本位の悪役かと思えば、ほんとに空気読めないだけの、感性が違う『神様』なのか。どういう始末が付くのかまったく想像がつきません。皇子と金隷コンビとラカン達が、この先どう関わっていくのかも想像がつかない。この人のお話だと、わりとシビアな敵相手でも最終的に和解しちゃったりする感じなんですけど、でもなー……成重さんのこととか律可さまのこともあるし、まだまだ先は長そうだなあ。

本日の再読図書:
4834001199魔女の宅急便 (福音館創作童話シリーズ)
角野 栄子 林 明子
福音館書店 1985-01-25

by G-Tools
御存知、ジブリアニメの原作。今回調べたら、日本の作家さんだったのにちょっとびっくりしました。
未だ小学生の頃、月に二〜三度の割合で母の用事を待つ間、一時間ぐらい市立図書館で時間を潰すことがありまして。そのころに読んだ懐かしい本の一冊なんですよね。あの頃はまさか、アニメ化されるとは夢にも思わなかったですねえ。
覚えていたのは、船の上で揺れてぶつかる酒瓶に、色とりどりの腹巻きを被せてやるところとか、時計台の針を勢いよく回すシーンとか。やっぱり懐かしいですけど、心なしか挿し絵が覚えていたものと違うような……?
あと記憶の中に、お母さん魔女と一緒になにかの薬を作っていて、蛾の羽?と河童の手?を間違えてしまい、惚れ薬?になっちゃったとかいうエピソードがあった気がするんですが……他の話と混ざっているのか、二巻以降にそういう話があるのか。
また続きも借りてこようと思います。
No.2864 (読書)


 2010年09月27日の読書
2010年09月27日(Mon) 
本日の初読図書:
4488201075サム・ホーソーンの事件簿〈5〉 (創元推理文庫)
エドワード・D. ホック Edward D. Hoch
東京創元社 2007-06

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アラフォーになったホーソーン先生。今回は第二次世界大戦がじわじわと戦火を広げていく過程が描写されるせいか、時間の進むスピードが比較的遅く、1冊の間で二年しか経っていません。しかしその二年の中で、新しい女性獣医が開業したり、ホーソーン先生が町議会員になったり、二人目の看護婦が従軍して、代わりに一人目の看護婦が再就職してきたり、はたまた仔猫を飼ったりと、なかなかめまぐるしく事が起こっています。
……ぶっちゃけた話、もはや謎解きよりも、ホーソーン先生の人生がどうなるかの方が気になって読んでいたりして。
そんなわけで短編集なのにも関わらず、なかなか読み進められません。
残るはあと一冊。表紙や解説を見る限り、どうやら独身主義だったホーソーン先生が結婚して終わるようなんですが、さて次回の借り出しで借りてくるべきか、いったん間を置くべきか……
No.2862 (読書)


 2010年09月22日の読書
2010年09月22日(Wed) 
本日の初読図書:
「へっぽこ鬼日記(小説家になろう)」〜第11話
 http://ncode.syosetu.com/n1859i/

自動販売機で缶コーヒーを買った瞬間、見知らぬ草原のただ中に立ち尽くしていた主人公。その前に現れたのは、従者だと名乗る赤髪に和服の青年。
藤見恭と呼ばれる鬼の名家の四男坊に憑依してしまったらしい彼は、なにやら父から用事を言いつかり、主家たる東の鬼一族東条家に向かう途中らしい。
何が何やら訳の判らないまま、流されるままに東条家についた彼は、他にも複数招かれていた各家の御曹司達と共に、東条家の一人娘花姫との見合いに参加させられることとなり ――

小心者でヘタレな主人公が、場の流れと偶然と運で行動した結果を、周囲から誤解されまくりつつ、株を上げていくお話。現在花姫とのラブラブ度UPしつつも更新停止中。
とにかく、何もかもが周囲に良いように誤解されて、笑えるやらハラハラするやら。
憑依される前の恭様が、けっこう有能かつ酷薄な怜悧クールタイプらしいので、のちのち本体がどう関わってくるのか(こないのか)がちょっぴり不安です。
No.2858 (読書)


 2010年09月19日の読書
2010年09月19日(Sun) 
本日の初読図書:
4167142716鬼平犯科帳〈19〉 (文春文庫)
池波 正太郎
文藝春秋 2000-12

by G-Tools
このところ、立て続けに密偵がお亡くなりになったりと、悲しい話運びが多いです。……ちょっとレギュラー増やしすぎたとか思われたんでしょうか、池波先生。
今回、馬蕗の利平治をやっちゃった「妙義の團右衛門」は、以前録画して見た話の原作だったのかなあと思ったり。ドラマの方では、殺された密偵の名前違ってましたけど。
あと、録画したは良いけどずっと見ていなかった「引き込み女」が、今回十九巻に収録されていたので、ちょっとラッキー。やはりメディアミックスは原作を読んでから見てみたいものですからして。
No.2856 (読書)


 2010年09月16日の読書
2010年09月16日(Thr) 
本日の再読図書:
4834030326エルマーのぼうけん 3冊セット
ルース・スタイルス・ガネット ルース・クリスマン・ガネット
福音館書店 1993-12-01

by G-Tools
9才の少年エルマーは、年老いた野良猫からある竜の話を聞いた。
その竜はまだ子供なのに、川の渡しをするために動物に捕まえられ、縄で繋がれいじめられているのだという。
彼を助ければ、その背中に乗せて飛んでもらえるかもしれない。そう聞いたエルマーは、さっそく竜の子を助けるために旅に出た。ついた先の島では、様々な動物たちがエルマーを殺そうとするのだけれど、彼は持ち前の機転や野良猫にもらった助言でそれらをかわし、竜を助けてやるのだが、帰り道で激しい嵐にあい……

「エルマーのぼうけん」、「エルマーとりゅう」、「エルマーと16ぴきのりゅう」の全三巻。子供の頃に楽しく読んだ児童文学です。懐かしくなって図書館から借りてきました。
読んだのはものすごい昔なのに、意外と内容覚えているものです。角が汚くなったと嘆くサイに、歯磨き粉とブラシを渡して磨かせるシーンとか、挿し絵まで懐かしくてきゅんきゅんしちゃいました。
三巻目なんかも、ラッパ吹き鳴らして洞窟から飛び出してくるシーンとか、洞窟のもう一個の出入口が茂みで隠れてるところとか、とにかく挿し絵が懐かしい!
ワニが棒つきキャンディー食べるとかトラがチューインガム好きなんて不条理さも、当時はまったく気にならなかったんですよねえ(笑)
ああもう懐かしいったら。
今度は、後に宮崎アニメになるとは夢にも思わず読んでいた、「魔女の宅急便」とか読み返してみたいかも。
「おばけのバーバーパパ」シリーズも読みたかったんですけど、軒並み書庫入りしてて……すぐ読み終わっちゃう絵本を、わざわざ出してきてもらうのは気が引けちゃったんですよね。ああでも読みたい〜〜〜
No.2852 (読書)


 2010年09月14日の読書
2010年09月14日(Tue) 
本日の初読図書:
4488201067サム・ホーソーンの事件簿 IV (創元推理文庫)
エドワード・D・ホック 木村 二郎
東京創元社 2006-01-21

by G-Tools
今回は割とすらすら読めました。
ホーソーン先生もついにアラフォー。ほんとにさくさくと作中年月が過ぎてゆきます。……まあ、某少年探偵達のように、全く年をとらないまま、殺人事件に逢いまくるのも不自然ではあるんですが(苦笑)
大分読み慣れてきたせいか、手がかりとなるちょっとした描写に「もしかして……」と目を止めることが増えてきました。私にしては珍しいことです。
面白かったのは、四十年も前にインディアンの中で起きた不可思議な連続死を、話を聞いただけで解き明かす「呪われたティピーの謎」でしょうか。
夾竹桃が毒だと知ったのも、確か推理物のマンガでだったっけなあ……
No.2854 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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