よしなしことを、日々徒然に……



 2010年11月26日の読書
2010年11月26日(Fri) 
本日の初読図書:
4593592348ダヤン、タシルに帰る (Dayan in Wachifield)
池田 あきこ
ほるぷ出版 2007-04

by G-Tools
魔王を倒したと思ったダヤン達は、わちふぃーるどを氷の世界にしようとする雪の神を止めるため、北の地を目指します。
一方、イマのわちふぃーるどでは、皆がダヤンとジタンを取り戻すため、もう一度時の魔法を行おうとしていました。
ドワーフ達の助けを借りて、時の扉を作るイワン達。過去の世界では、バニラが兄の後を追い、さらにその後を『魔王』が追ってゆきます。
はたして世界は救われるのか。そしてダヤンとジタンの運命は?

ついにシリーズ最終巻です。
うーん、ここから先はどうしてもネタバレに触れてしまうので、記事を畳みましょうか。

注意:辛口です。
No.2950 (読書)


 2010年11月24日の読書
2010年11月24日(Wed) 
本日の初読図書:
4101157421十番斬り (新潮文庫―剣客商売)
池波 正太郎
新潮社 2003-01

by G-Tools
シリーズ第12作。
今回は小兵衛さんの前妻とか、かつての同門の人達とか、過去に関わる話が多かったように思います。あと過去の友情と現在の友情の板挟みになる、大治郎さんの苦悩とか。
過去と言えば、大治郎さんが昔、井関録之助道場に滞在したことがあったという描写がありました。鬼平犯科帳では乞食坊主となりはてている禄さんも、この頃はまだちゃんとした剣客だったんですねえ(笑)
そして「逃げる人」では、我が地元の藩が出てきて、何だか興奮してしまいました。字面が活字になってるだけで、妙にテンションが上がりますvv
No.2947 (読書)


 2010年11月23日の読書
2010年11月23日(Tue) 
本日の初読図書:
「Another World Mercenary's(小説家になろう)」
 http://ncode.syosetu.com/n6621i/

異世界召喚で呼び出された傭兵団が、魔王を退治したことで崩れた軍事バランスを背景に、周辺諸国と戦いまくるお話。戦国自衛隊ならぬ異世界傭兵団。
始めはギャグでしたが、後半に至るにつれてどんどんヘヴィなことに(汗)
あとネタが多くてよく判らなかったりしたところも。
No.2946 (読書)


 2010年11月21日の読書
2010年11月21日(Sun) 
本日の初読図書:
4061484826機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 1998-06-16

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大御所推理作家のデビュー五十周年パーティーに参加した、夢水清志郎と三姉妹。
そこで不思議な人間消失事件が起きる。
しかしその事件は、合わせ鏡のような夢と現実の、入口にすぎなかった ――

今回は、シリーズ内でもかなり変わったお話でした。
ネタバレになりますが、叙述トリックです。幾重にもなった作中作。読んでいるうちに、何が本当で何が嘘なのか、そしてそれをはっきりさせることに意味があるのか、だんだん判らなくなっていきます。
叙述トリックは好きなんですけど、メタミステリは苦手な私には、正直うーん(悩)というところかな。
オープニングとエンディングは、まったく違った事件が出てきてます。
『誘拐』事件を推理して、上越警部と協力して『解決』する教授は、なかなか格好良かったです。
No.2945 (読書)


 2010年11月20日の読書
2010年11月20日(Sat) 
本日の初読図書:
4101156697剣客商売〈11〉勝負 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 1994-05

by G-Tools
祝!初孫誕生vv
男が良いか、女でも良いなとそわそわしている小兵衛さんが微笑ましいです(笑)
むしろ大治郎(旦那)の方がどっしりしてるというか。生まれたその時には、立ち会いとかしてるし。三冬さんも初産の割には戸惑ってる描写がありませんでしたねえ。懐妊しても、立ちまわりこそ控えても、相変わらず浪人ぶち倒したりしてるし。
今回は、産前、出産、命名、産後の肥立ちと、孫一色な感じでした。それでも決闘やら闇討ちやら、助太刀やらなんやら、いろいろ事件は起こるわけですが。
……しかし小兵衛さん、九十まで生きるなら、曾孫はもちろん、今おはるに子供生ませても、そっちの孫すら充分目にできるんじゃ?
No.2943 (読書)


 2010年11月19日の読書
2010年11月19日(Fri) 
本日の初読図書:
459359233Xダヤンと王の塔 (Dayan in Wachifield)
池田 あきこ
ほるぷ出版 2006-11

by G-Tools
ハロウィーンの戦いで、魔王に捕まってしまった魔女セとダヤン。そして肩に傷を受け退却を余儀なくされたジタン。
恋人を失い悲しみに暮れるセを励ますため、ダヤンは懸命に話しかけました。その甲斐あって生きる気力を取り戻したセは、魔王への復讐を決意します。
いっぽうジタンと共に退却したタシルの動物たちは、エルフと連盟を組むべく話し合いをしていました。しかしエルフ王の甥シノアは戦いを拒み、連盟を阻止するべくジタンに決闘を申し込むのです。

シリーズ第六弾。残るはあと一冊。
ダヤンとセはもっと長いこと捕まったままかと思っていたら、わりあい早いうちにダヤンが活躍してくれて、セやその他の魔女を救うために奔走しています。
そして北方ではついに雪の神が動き始めました。わちふぃーるどをアビルトークから切り離すべく、住まう生き物達の迷惑など考えもせず、力業で海を切り裂いていきます。
……ニンゲン達は……この人達、何のために登場したんだろう。なんつーか、哀れです。
そしてダヤン。あんた未来のこと知ってるんだから、魔王がちゃんと倒せてないこと判ってるんじゃないの? とか思うんですが、そのあたりどうなんだ(汗)

魔王と言えば、未来のわちふぃーるどで雪の神に凍らされたときは、トカゲの親玉みたいな挿し絵だったのに、どうやら過去のアビルトークでは人間型をしている模様。そのあたり、キマイラがなんか関係してくるんでしょうか。
キマイラがバニラに寄せるほのかな想いが、なんだかだんだん切ないものになってきてます。自分のような者ではバニラを幸せにできないと自覚しているあたりが気の毒だ……
No.2942 (読書)


 2010年11月18日の読書
2010年11月18日(Thr) 
本日の初読図書:
4101157405春の嵐 (新潮文庫―剣客商売)
池波 正太郎
新潮社 2003-01

by G-Tools
秋山大治郎を名乗る辻斬りが現れた。
殺されたのは、松平越中守と田沼意次のそれぞれ家臣。
頭巾に面体を隠した下手人は、確かに大治郎と良く似ていたが、大治郎がそんなことをするはずもなく。
意次を憎む松平越中守は、その娘婿たる大治郎の嫌疑に激怒し、彼を引き渡すよう要求する。町方の手もほとんど借りられぬまま、小兵衛は四谷の弥七と傘屋の徳次郎などわずかな手のみを頼りに探索を始めるのだが……

シリーズ十作目にして、初の長編。
歴史物苦手な私には、御三家がどーの、一橋家と田沼家の関係がこーのと解説されても、何が何だか?? とにかく人間関係というか、家関係のややこしい話でございました。
大治郎さんは濡れ衣を着せられたおかげで、家からほとんど出ることすらできず、三冬さんは三冬さんで懐妊中。結果、小兵衛さんとその他サブキャラ総ざらえとなりました。杉本又太郎とか、最初誰?って感じで(苦笑)

剣客商売は、珍しく田沼意次が「良いモン」扱いのお話なのですよね。そのあたりがなんか新鮮なのでした。

本日の再読図書:
4061484230消える総生島 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 1995-09-15

by G-Tools
貸し出し中につき読めずにいた、シリーズ三作目。
これはかなりはっきりと読んだ記憶がありました。内容やトリックもおおむね覚えていたし。
しかし、どんだけ金田一耕助好きなんだ、この作家さん(笑)

今回のお話は、三姉妹には知らせることのない、教授の「怖さ」が現れている作品だと思います。「凄み」と言っても良いかな? それがまた魅力的な所だと思うのですが。
……しかし、そんな重要な手紙を、スヌーピーのレターセットで書いちゃうあたりが教授だよなあ(苦笑)
No.2940 (読書)


 2010年11月17日の読書
2010年11月17日(Wed) 
本日の初読図書:
4593592305ダヤンとハロウィーンの戦い (Dayan in Wachifield)
池田 あきこ
ほるぷ出版 2005-05

by G-Tools
魔王軍との戦いに一区切りつけたタシルには、束の間の平和が訪れていました。
その間を利用して兵隊の訓練をしたり、町の防備を固めたりと、ジタン達はせっせと働きます。
そんなある日のこと、浜辺へ遊びにいったダヤン達は大変なものを見つけます。それはアラルの海を越えてきた、東の国の人間の船でした。乗っていたのは四人の男と一人の子供。
ダヤン達は協議の末、困っている相手を見捨ててはおけないと、彼らを救いタシルの町へ住まわせることにしたのですが……

シリーズ第五弾。残りはあと二冊。
どんどん話が進んで、アビルトークは分裂の時へと近づいていきます。
もともと、大変な戦争があったからこその分裂だと判ってはいたのですが、これは……読んでいて正直辛かったです。
容赦なく倒れていく動物や人間達。戦渦に巻き込まれるタシルの町。セとダヤンはとらわれの身となり、ジタンもまた肩に矢を受ける……ううう、はやくみんな幸せになって欲しいです(泣)
とりあえず今回捕まったセとダヤン。これからが、お婆ちゃんの言っていた「長い間ひとつの所に閉じこめられていた」時なのでしょう。
なんか歴史の流れが、未来で語られていたものから外れてきている気がするので、どうなることか気が気でなりません。
早く、早く続きを……ッ
No.2938 (読書)


 2010年11月16日の読書
2010年11月16日(Tue) 
本日の初読図書:
4062682125剣客商売(二) (完本 池波正太郎大成)
池波 正太郎
講談社 1998-11-20

by G-Tools
剣客商売の「待ち伏せ」が文庫で図書館になかったので、収録分七話のみハードカバー全集で読了。重いし、濡れたこととかあるらしく、ふやけてるわ、あちこちページはずれかけてるわで読みにくかったです(苦笑)
話としては、とりあえず三冬さんご懐妊おめでとう。生まれるのは次の長編かなー? その次の短編集かなー?
No.2937 (読書)


 2010年11月15日の読書
2010年11月15日(Mon) 
本日の初読図書:
4101157383剣客商売〈8〉狂乱 (新潮文庫)
池波 正太郎
新潮社 2002-12

by G-Tools
シリーズ八冊目。
ちょっと間を置いたら、大治郎さんの門弟とかのサブキャラが誰が誰やら判らなくなってしまってました(苦笑)
こういう時こそ、ネットで調べ調べ。便利ですねネットって。
今回は「狐雨」というのが、ちょっといっぷう変わってました。大治郎さんの知り合いで一道場の主、ただし弱っちい人が急に強くなるのですよ。その理由が「狐に憑かれたから」というもの。しかし狐は足かけ三年しか憑いていられないので、その三年の間に正真正銘強くなるため、大治郎さんのところへ死に物狂いで出稽古にやってくるという……ふぁ、ふぁんたじー?
小兵衛さんだけが、人ならぬものの存在をおぼろに感じ取るという話でしたが、いやはや剣客商売でこのような話を読むとは。
その他には「仁三郎の顔」というのも、盗賊ネタでちょっと鬼平犯科帳を思わせたんですが、終わり方が秀逸。これってドラマでやったら違った演出にされるんだろうなあと。まさに池波さんの文章ならではという感じでした。こういう、読者の想像力に後を任せる書き方って、面白いなあと思います。

「シーフな魔術師(小説家になろう)」〜165
 http://ncode.syosetu.com/n5035l/

下町出身の少年ウィルは、盗賊ギルドに所属するシーフだった。が、仕事の依頼を受け魔術学校に忍び込んだ際に見つかってしまい、捕まるか!? と思いきや素質を認められ、そのまま奨学金で入学することに。
魔力や身体能力などはそう突出していないが、魔力の流れや物の構造を見極める心眼だけは超一流。
魔法回路の開発や召喚魔法のやり方など、地道に色々学びつつ、学生生活をエンジョイする彼だったが、やがて将来の道を考える段階に入り……

雪華さんお勧め。
約半年で165話も更新されている、かなりハイペースな作品です。最初は魔法学校物ですが120話ぐらいで卒業して働き始めてました。冒険や事件もありますが、基本的に仲間達と道具開発をしている感じです。
一見地味に見えて、実はけっこうハイスペックな主役スキーにはなかなか好み。
魔力が電気みたいな感じに扱われていて、ランプ作ったり冷蔵庫作ったり電気ポット作ったりしています。
主役が何故か精霊に気に入られたりしてるところも好みかな。

……そういえば、卒業後に奨学金を返済している描写がないのですが、作者さん、忘れてらっしゃる?
No.2934 (読書)


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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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