よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 三日坊主から一歩前進
2011年09月10日(Sat) 
ええ加減、運動不足も極まれりな今日この頃。
朝起きて一番の涼しいうちに、十分ほど近所を歩いてみております。120段ほどある石段も入ったそのコースは、今の私では息切れが来るほど。
とりあえず本日で四日目。三日坊主を一日越えました(笑)
そしてふくらはぎが痛いです……夕べは階段がまっすぐ下りられなくて、横向いてカニ歩きになっていたり。スネや腰にくるよりは、まだマシなんでしょうが。
さて、今回はいつまで続くやら……

台風が過ぎてからエアコンの入らない毎日が続いていましたが、今日はちょっと暑かったです。朝に外へ出たときから、既に「あ、今日は涼しくないな」と思うほど。
でも何だかエアコンつけるのは負けたような気がするので、濡れタオルで顔や手を拭ったり、同じく濡らしたハンドタオルに保冷材を包んで額にのっけて(そして寝転がって本を読む/苦笑)過ごしました。
蝉の声にはいつの間にかツクツクボウシが混じっているし、そろそろ残暑と呼ばれる季節ですかねえ。

以下はヒトコトお返事です。
No.3361 (日常)


 置場がない
2011年09月09日(Fri) 
今日は積読本棚からあふれ出していた、読了済本と新規購入本を蔵書リストに入力して、それぞれの本棚へと収めました。
……それでも積読用本棚は、上にまで山積み → ほぼ一杯、にまでしか変わらないのがなんともはや(汗)
読了済本棚もいい加減満杯だし(それでも 800 冊は入ってるはずなんですが)、そろそろ本気で対策を考えなければなりません。
字本で再読頻度の少なそうなもの、あるいは購入したけれど年単位で積みっぱなしのものは、本気で図書館に寄付するしかないのか……問題はマンガか。マンガは寄付できない。でも自炊したPDFは存外読みにくいことを思い知ったから、これ以上は取り込みしたくない……
そしてスキャニングして空いたはずの、箱詰めした古い本を置いていた物置スペースには、いつの間にか母の荷物が詰まっていたりして。あのプレハブを購入するとき、スペース半分権利をもらうべく、資金半額出したはずなんだけどなあ(遠い目)
とりあえず既に図書館に収蔵されている、ハリポタ(途中まで)とかダレン・シャン(3巻まで)とか陰陽師(今のとこ全部)とか彩雲国(これも途中)、ムーン・ファイアー・ストーンあたりを売り払えば、少しはスペースが空くうえ小金も入るかも。ああ、しゃばけシリーズも四冊あるな。妖怪アパートも図書館に入ってるけど、これはやっぱり手元に置いておきたいし。……諸口さんの著作は教育上、寄付はしない方が良いかしら。あとBL系もマズイですよねえ(苦笑)
とにかく、一度手にしたものを、再読できない環境に置くのは我慢がならないので、物置にしまうか寄付するかのどちらかしか選択肢がないのです。
むう、自炊時に本棚を三つからひとつに減らしたのは早計だったか……
No.3356 (日常)


 今度はカタログ通販
2011年09月06日(Tue) 
以前、母が取り寄せしている通販カタログ「メルシー」に載っていて、欲しいなあと思った商品がありました。
でも「懐が……」と、その時は諦めたのですよ。
ところが、今朝の新聞折り込みチラシで、同じ商品がまたも紹介されていたのです。しかもジャケットと口紅の二品とも。
特に口紅は、確か三度目の出会い。いま持っている一本きりの口紅は、安物買ったせいで非常に使いにくいというか塗りにくいのです。「落ちない」という謳い文句も魅力的。
……これはもう、買うしかないでしょう。
とりあえず口紅の方は、三色セットを一本母に分けることで、三分の一負担してもらえることになりました<せこい
はあ、またも無駄遣いをしてしまったか……?

百円ショップで売っていた、先が交換できるハンディワイパー(静電気でホコリを吸着するらしい)で、室内を掃除してみました。
机の上のOA機器の隙間とか棚の板、ベッドの下の収納スペースの中とか、枕元のライトとか、いい加減ホコリがえらいことになっていてですね(遠い目)
ざっと払ったのちウェットティッシュで拭いたら、だいぶマシになりました<当社比
黒い機器が多いから、またホコリが目立つんですよ……
ウェットティッシュも、ずいぶん前に Amazon で送料合わせに買った(と言うだけでも、どれぐらい前か知れる)ので、いい加減使い切らないと乾いてしまうとばかり、最近ざかざか使っています。100枚入りなんだけど、まだ半分以上残ってるっぽいし(苦笑)
……っていうか、雑巾使ってこまめにきちんと拭き掃除しろって話ですよね。あはははは(乾笑)
No.3347 (日常)


 涼を取る
2011年09月02日(Fri) 
一昨日のお昼時に注文した卓上扇風機、今日の午前中にもう届きました。早いぞ熱帯雨林。これに慣れてしまうと、普通の店でのお取り寄せができなくなってしまうではありませんか。
ともあれ即行で梱包を開けて、セッティングしました。あんまり急いだので、外箱を撮影しておくのを忘れたぐらいで(苦笑)
で、もって。



とりあえず、こんな感じに置いてみました。
だいたいキーボード手前部分の左側と、タッチパッドのあたりが熱を持つようなので、そのあたり重点的に風が当たるように。首ふり機能は使わないかと思っていたのですけれど、これが案外いい感じ。キーボード全体を冷やしてくれる上に、手前に来たときには私にまで涼を運んでくれる特典がvv<エアコンの設定が上げられて、節電にもなる?
台風の影響か今日は比較的気温が低いため、ちょっと効果を確認しにくい感じもありましたが、それでも本日の段階では確実に有効になっています。手を触れると温かかったパソコン表面が、机と同じぐらいの温度になってますし、本体を持ちあげて底面に触れてみても、明らかに昨日よりぬるいです。

懸念どころだった音の大きさは、ぶっちゃけエアコンの方がはるかにうるさいし(苦笑)
音の質もあるのでしょうが、個人的にはノート本体のファンの方がよっぽど気になるほどだったので、無問題です。
あとは耐久性かな……首を振らせることにしたぶん、負荷が高くなったかも……せめて一年ぐらいは保って欲しいところですが。まあ、冬になったら必要ないでしょうしね。
……これで、いきなりパソの電源が落ちるという恐怖がなくなってくれますように( ̄人 ̄)ナムナム
B003LN9K4KSANWA SUPPLY USB-TOY56BK 首ふり扇風機 ブラック
サンワサプライ

by G-Tools


あと今回の台風12号は、ちょっとびっくりするぐらいの直径ですね。なんか天気予報見る限り、山口から東京まで呑み込むほど。その中心がちょうどこのへんを通りそうで、少し怖いです。最初はもっと東よりの進路だったのに、怖いなあ。何事もないと良いのですけれど。
No.3340 (日常)


 暴走に注意
2011年08月30日(Tue) 
すっかり恒例となった病院通いですが。
今日もいつものように車を運転して、病院に向かっていたのですよ。
本当にめっきり文章書けなくなったなあ。なにか書きたいなあ。ネタは一応いくつかあるんだけどなあ、と。以前からいつかは書きたいと思っていたシチュエーションのひとつを、脳裏に思い浮かべてみたのですよ。
そしたらば、
冒頭の文章が唐突に天から降ってきました。
いやもちろん比喩的表現なのですが、そうとしか言いようがないというか。

私は基本、話を考えるときに映像で思い浮かべます。それこそ三次元映像をフルカラーで脳裏に展開しつつ、架空のカメラを動かしてこのアングルからこの表情! という感じで想像していきます。それをいざ文章に変換する段階になると、かなりのやる気と集中力が必要となります。最近はこの集中力の段階で、ずっと頓挫していたのですが。
しかしごく稀に、脳内に直接文章が浮かびだすことがあります。それはまるでナレーションのごとくに。この場合は実に話が早いのです。気分はほとんど自動筆記。多少つじつまが合わなかろうが、語彙の選択がおかしかろうが、後で直せばいいのだからと、とにかくノリと勢いで打ち込み続けます。こういうときブラインドタッチができるのはありがたい限り。たいていは短編ですが、一本を一日から三日程度で書き上げることができます。

で、もって。今日はいきなりその状態におちいったわけですね。運転中に。
ちなみに私はその状態でいるあいだ、「耳からこぼれそう」と騒いで、母に笑われたりするのですが。しかし本当にすぐにでも書きとめないと、頭から消えてしまいそうで気が気でないのです。チャンスの神様は前髪しかないのですから。
そしてそんなとき、なにかひとつは電子小物を持ち歩く習慣が生きてきますね。
ハイ、病院について受付してからそのまま、ゼロさんのキーボード開いて即行で書き始めました。いつもネタを思いついたときのように、簡易なあらすじを書きとめるのではなく、いきなりイチから一発書きです。
いやあ……普段なら散々待たされる待合い時間の、本日は短く感じたこと(笑)<ちなみに W-ZERO3 は、うちの市内の大病院で看護婦用に公式採用されているPHS機なので、待合室で電源切る必要はありません(念のため注)
三十分ぐらいかけて 2KB 前後入力したところで呼び出しがかかったときは、思わず舌打ちしそうになったりしなかったり(苦笑)

そんでもって、診察中も薬を受け取る間も、いつ耳からこぼれてしまうかとソワソワしつつ、速効で自宅に帰ってPCにテキストを転送。打ち込みやすいフルキーボード+セルフカスタマイズ済 TeraPad でGO!
ざかざかと書いて書いて書きまくりましたとも。ええ、静かな自室でエアコンかけて。屋根が陽に焼けてちょっと暑いけれど、一階はなにかと騒がしいし、私のノートは周辺機器つけすぎてもはや移動できないので、ここでやるしかないと集中して作業していたのですよ。
……確か、 10KB ほど書いた頃だったと思います。
ちょっとした区切りに到達したので、前の文章を読み返しながら、ちょこちょこ手を入れていました。
次の瞬間。

 ふぉん

軽い音と共に画面がブラックアウト。
そして私はその場でフリーズ。

……えっと……もしかして、熱暴、走?

エアコンかけてたんですけど。そこまで室内暑くはなかったはずなんですけど。
でもなんだかキーボードに手をかざしてみると、心なしか熱気が立ち昇ってきてる??

人間、思いがけないことが起きると、ほんとにしばらく茫然とするんですね(乾笑)

えーと……まあ、茫然としていてもそれこそ耳からこぼれていくばかりなので、気休めに本体をあおぎながら、再度電源をONに。
イライラしながら起動を待って(めっちゃ遅いんです。ソフト入れすぎか)、ドキドキしながら書きかけファイルを呼び出し。内容を確認すると……

よよよ、良かった……区切り部分に到達した段階で保存してある(感涙)
手直しした部分は、まだだいたい記憶に残っていたので、ざっと目を通して再現できました( T ▽ T )
ビバ、フリーズと「不正な処理を(以下略)」を乱発する Win98 時代に培った、意識しないで頻繁に上書き保存する癖vv<かつて何度仕事を吹っ飛ばされたことか

しかしこのまま自室で作業を続けていては、いつまた同じことが起きるか分かりません。そこで今度は SigmarionIII にデータを移し、涼しい一階で先を続けることに。
一階はまあ……両親や次兄がテレビを見たり大声で会話していたりと、かなり集中しづらい環境だったんですが、それでもどうにかこうにか。途中でバッテリ切れ起こして、頻繁に出る残量警告に悩まされたりもしつつ、最終的には風呂も夕食も済ませた後までかかって、なんとか下書き上がりましたよ!
うわあ、小説書いたの二ヶ月ぶりかな? そんな(当社比)短いスパンで、またも短編のストックができたなんてvv
ちなみに某シリーズの番外編です。現在、原稿用紙 34 枚と 11 行。ラストが微妙に薄暗くなってしまいましたが、基本的には書きたかった内容をぶち込みまくった、本編のフォロー話です。書いてて楽しかったーーvv
これもまた推敲をしまくる予定なので、公開は数ヶ月後になる予定です。現在のストックと照らし合わせると、来年になるかしら?

……それともすぐ来月から月イチ掲載でストックを全放出して、また当分更新停止になるのと、数ヶ月おきに一話ずつ出して、一年ぐらい保たせるのと、お客様的にはどちらが良いのでしょう?
もっともストック四話のうち三話は、間をおかず更新した方が良いかなあと思っている一連の話なんですけど。
むうう、コンスタントに月イチ更新をこなしていた頃は、どんな集中力で話を書けていたのか、我ながら謎だ……(−ー;)
No.3335 (日常)


 どうせなら
2011年08月29日(Mon) 
紹介いただいた作品を読めばいいのに、うっかり雪華さんちで話題に上がった「彼方から」全14巻(文庫版では全7巻)を読み返してしまいました。
459288731X彼方から (1) (白泉社文庫)
ひかわ きょうこ
白泉社 2004-03

by G-Tools
既に裁断してPCに取り込み済なので、14冊はいささかしんどかったですが、それでもいっきに読ませるこの吸引力。さすがです。
主役のノリコは本当に普通の女の子で、けれど健気で素直でいつもまっすぐに一生懸命で、読んでいてとても勇気づけられます。イザークの卑怯なほど強いのに心はヘタレ(笑)でノリコ命なところも微笑ましくvv
最後にはめでたしめでたし。ほぼすべてのキャラクターでその後が語られ、悪役にも救いがあり、残してきた家族へも無事だよメッセージを送っているしと、異世界トリップ完結済として本当に素晴らしい作品だと思います。
ああそういえば連載終了しばらくした頃、ネットでこの作品の二次小説を読んで、ノリコとイザークの新婚生活にほのぼのしたりしたっけなあ。あのサイトさん、まだ存在してるのかしら?
ドラマCDは3巻までしか持っていないのですけれど、イメージぴったりで良い出来だったよなあ。特に井上和彦さんが悪役をすっごい楽しそうに演じてらしたのが、珍しいと思ったり(笑)
CDは6巻まで出ていて内容は「新しい旅立ち」までって……具体的にどこまでなんだろう??
花祭りエピソードよりもあとで、「約束」〜「天上鬼の心」〜「新しい旅立ち」と続くってことは、一度ケイモスに負けて悪の力に取りこまれかけて、光の翼で脱出したあたりまでかなあ?

話は変わりまして、21世紀版シャーロック・ホームズ。二話目は原作テイストのほとんどない普通のサスペンスだったので、ちょっとがっかりしていたものの、先に最後まで見た次兄から三話目はおもしろかったと聞いたので、気を取りなおして視聴しました。
退屈だと室内で銃を乱射するホームズに再び萌えvv
そして一話目の事件を出版ならぬ、ブログで公開するワトソンさんに更に萌えvv
でもってそれを読んで「地動説知らないってほんと?」とホームズをいじりまくる警察メンバーに大笑い。
ストーリーも「ブルース・パーティントン設計書」を下敷きにオリジナルテイストを絡めた、みっちり詰まったものでなかなかのものでした♪
……しかし最後の終わり方が「ぇえっっ!?」って感じで。 そうか、これが噂の「クリフハンガー」とやらか……
本当にこれで終わりかと、思わず巻き戻して確認しちゃいました。こりゃセカンドシーズン希望されるはずだ……(苦笑)
地上波でのテロップ無し放送とともに、私もセカンドシーズンを切に希望するのでした( ̄人 ̄)
No.3334 (日常)


 戻ったようだ
2011年08月25日(Thr) 
先週末からエアコンのいらない過ごしやすい日が続いていたのに、今日はかなり暑さが戻ってきてました。一階ではエアコンつけずになんとかなってたものの、二階では無理。自転車で図書館へ往復したら、汗だくで息切れしてしまいました。
アーサー(略)ヤンキーは、図書館でもう少し平易な訳のものをラストだけ拾い読みしてみましたが、やっぱり今ひとつ。プロットは似ていても、文章で好みって別れるんだなあと思い知らされてみたり。
……どっかに異世界もしくはタイムトリップで、主役最強チート、完結済のおもしろい作品ってないかなあ(例:ワールド・カスタマイズ・クリエーター、異界の魔術士、幻想立志転生伝、腕白関白など)
No.3325 (日常)


 今度はいつまで保つか
2011年08月21日(Sun) 
先日、またもドジョウが一匹逝ってしまわれ、水槽の中はドジョウ一匹とエビが四匹と寂しいことに。
そこでまたも次兄が金魚を買ってきました。
……肉食熱帯魚向け生き餌金10匹です。
だって安いんだもん(苦笑)
今度は長生きしてくれると良いのですけれど。以前までに購入した子達は、先住者であった大きな金魚に餌を取られるせいか、どの子もあまり長生きしなかったのが残念でした。今度はどの子もあまり大きさに差がないので、そうはならないでいてほしいです。念願の黒っぽい子もいるしvv

……ただうかつに金魚を入れると、今度は底モノのドジョウにエサが回らなくなるんですよね……多頭買いって難しい……

アーサー王三部作を読み終わったその日から、今度はパロディものを読んでいるのですけれど、これが読みにくくてなかなか進みません。古典で訳が古いせいもあるのでしょうけれど、とにかく冗長で判りづらく。
設定とかあらすじだけ見たときは、おお昨今はやりのタイプのはしりか!とかなり期待していたのになあ。
返却期限までにはたして読み切れるのか……がんばらねば。
No.3320 (日常)


 徒歩は無理
2011年08月17日(Wed) 
思いのほかおもしろかった「三匹のおっさん」と「和菓子のアン」を昨日のうちにもう一度読み返し、再び図書館に行って参りました。
前回、運動不足解消にと歩いてみたら本気で遭難しかけたので、今回は間を取って自転車で。それでもだいぶ疲れた気がしたあたり、洒落じゃなくなまってます。
っていうか、大社参拝の疲れが今ごろ来たのでしょうか。帰宅して間もなく、吸い込まれるようにして寝てしまいましたよ。ああ、これでまた夜に眠れなくなるのか……

今回は借りたいものが割とはっきりしていたので、さくっと目的の本を借り出し、ついでに収蔵されていない坂木司さんの「ワーキング・ホリデー」を購入リクエストしてきました。私のかけるリクエストは、何故か通らない率が高いのですけれど、今回は通ってくれると良いなあ。坂木さんの本、他のは(確か)全部入っているのだし、期待はできると思うんですけどね。
No.3317 (日常)


 行楽日和
2011年08月15日(Mon) 
本日は母と二人、ちょっくら遠出をして参りました。
現在、出雲大社が六十年に一度という平成の大遷宮を行っているのですけれど、期間限定で本殿の檜皮ひわだ屋根葺きかえ工事を見学できるのですよ。一生に一度見られるか見られないかという大行事(とか言いつつ、母は二度目だったりしますが/笑)。これは逃したくないと言うわけで、軽自動車を駆って行って参りました、出雲大社。



当日券もあるにはあるものの、そこは安全を見越して事前予約。十日以上前に往復ハガキでのみ受付という限られた方法だったので、母のスケジュールとも照らし合わせた結果、今日しか取ることができませんでした。時間は第一希望が通って十時を予定。
お盆で道が混むと行けないので、ちょっと余裕を見て八時半出発。ところが案外車通りが少なく、九時二十分には到着してしまいました。こんなにガラガラで観光地として大丈夫なのかと話しつつ、まずはきっちりうがい手水に御参拝。出雲大社の柏手は二拝四柏手一拝と、よそとはちょっと違っているので気を遣います。
それから特別拝観の手続きに行ったところ、まだお客さんが少なかったからか、ひとつ前の九時半のコースに入れていただけました。
この拝観にはまたドレスコードがありまして。ジーンズは不可。Tシャツやミニスカも不可。襟のあるシャツに女性は長いスカートかズボン。男性も半ズボンは不可。サンダルやミュール不可。スニーカーや半袖はOKといった具合に、言ってみれば「神様に対して失礼ではない服装」が求められております。さらに入口で「首元のスカーフや帽子は取ること。ズボンからシャツの裾を出している方は中に入れること」などの注意がありました。これをうるさいととるかどうかは人それぞれでしょうが、私はありだと思いました。観光の途中で思いたって立ち寄った方には厳しいかもしれませんけどね。我々は最初から拝観目的だったので、きっちり整えて参りました。母なんてこのためにわざわざ上着を新調したぐらいで(笑)
で、実際に拝観した感想ですが、まず驚いたのは、現在神様がおわします仮本宮が思いのほか立派だったことです。って言うか普通の建物だよ! これ遷宮が終わったら壊しちゃうの? ってぐらいきちんとした建物でびっくりです。さすが神様のお宿りになるところですね。
そして本宮。いつもは手前までですら、年末年始の時にしか入れない場所なのに、今度はそれを奥から見下ろしちゃうんですよ。ドキドキものです。実際には周囲を囲むように足場兼の建物で覆われており、全体像を目にすることは叶わなかったのですけれど、ほぼ葺き終わった檜皮屋根はしっかり目にして参りました。重なった檜皮の厚さ、軒の部分で1mぐらいあるんですよ! 幅三寸ぐらい、長さ三〜四尺もある檜皮を六十万枚も使うんですって! 実際に目の前にしても、ちょっと現実味が出てこない枚数です。
お盆中で作業はお休みだったため、実際に葺いていく工程が見られなかったのはちょっと残念。でもそのかわり、ヘルメットを被らずにすんだのは助かりました(苦笑)
午前中かつ薄曇りだったせいか、内部も思ったほどには暑くなかったので良かったです。随所で扇風機まわってたし。惜しむらくはマイクや拡声器は持ち込めないのか、神主さんが肉声で説明される声がよく聞き取れなかったのが残念でした。
三十分近く内部で過ごして、修理中の寄せ木の破風(?)などを眺めつつ出てきたあとは、お守りにこれまで屋根を葺いていた檜皮の一部をいただいて、以上終了です。
思ったよりあっさりとした流れでしたけれど、ひとまず満足です。
ああ、こうなると前回の本宮の天井絵を特別公開していた時に来られなかったのが悔やまれる……
そして驚いたのは、帰りの駐車場の混み具合です。入口から外の道路まで何百mも車が列をなしていました。来たときの閑散ぶりが嘘のようです。三十分早く動いていて本当に大正解でした。

帰路では出雲に行った際にはお約束の「島根ワイナリー」でちょっと休憩して、運転中だから試飲は葡萄ジュース。
それからせっかく外出したのだからと、松江城下にある「松江歴史館」にも足を伸ばしてみました。以前から母とふたり、一度は行ってみたいね、と言っていたのです。
……とはいえ、うーん。こちらは思っていたほどではなかったかな? 収蔵品の多くは古文書などで、あまり華はありませんでした。館内のあちこちで紹介ビデオを流していたので、せっかくだから全部眺めてきましたけれど。
一番目を惹かれたのは、武家屋敷を模した建物の庭に、出雲ナンキンのいる池と変化朝顔の鉢があったことでしょうか。「おお、貧乏武家の内職の定番」と思っちゃいました(笑)
変化朝顔の実物を見たのも初めてでした。写真撮っておけば良かったなあ。

帰宅したのは一時過ぎ。
汗まみれだったので即行でシャワーを浴びて、それからあとは、母と二人でぐったりとしておりました。

ちなみに長兄と次兄は我々よりあとに出かけ、先に帰っていたのですけれど、その成果がこちらです。



アジゴ、概算115匹。
……いくら入れ食いだったからって、さすがに釣り過ぎやろ(汗)
夕食に天ぷらにして食べましたが、さばいて衣つけて揚げるのに二人がかりで一時間半かかりました。つうか、一人あたりノルマ二十匹超って……いや美味しかったけどね。香ばしくって。塩でもカツオ出汁でもポン酢でもいけました。
それでもさすがに残ったので、明日は南蛮漬けにでもなるのでしょうか。
ともあれ、私も母も兄達も、楽しい一日を過ごせたようです。

……父は?
No.3314 (日常)


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51][52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71] [72] [73] [74] [75] [76] [77] [78] [79] [80] [81] [82] [83] [84] [85] [86] [87] [88] [89] [90] [91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107] [108] [109] [110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120] [121] [122] [123] [124] [125] [126] [127] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144]

<< 2017年12月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 三日坊主から一歩前進
 置場がない
 今度はカタログ通販
 涼を取る
 暴走に注意
 どうせなら
 戻ったようだ
 今度はいつまで保つか
 徒歩は無理
 行楽日和

 最新のコメント
 こんにちは、はじめまし..
 by 神崎真
 at 2018/01/25 10:29:04
 早々、ご回答ありがとう..
 by ciebukurou
 at 2018/01/25 05:42:11
 こんばんは〜、いつもお..
 by 神崎真
 at 2017/12/31 22:18:01
 ページ開けば回さなくて..
 by 既に解決してるでしょうが
 at 2017/12/31 12:09:48
 黒糸、そうなんですよ。..
 by 神崎真
 at 2017/12/30 19:14:47
 黒糸は繊細さと細糸感が..
 by 胡蝶蘭
 at 2017/12/30 11:23:24
 重ね重ね、ありがとうご..
 by 神崎真
 at 2017/12/28 20:47:52
 あわわ、入れたと思った..
 by 萵苣
 at 2017/12/28 18:02:34

 カテゴリー一覧
 読書(2057)
 更新(445)
 電脳(531)
 映像(232)
 バトン(23)
 創作(612)
  タティングレース(300)
  タティング フリーパターン(1)
  マクラメ(52)
  レジン(8)
 その他(8)
 日常(1437)

 最新のトラックバック
 今日の夕食は
 ┗しゃばけ(ドラマ)(+五月雨通信+/2007/11/28)

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


 

Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41