2017年11月13日の読書
2017年11月13日(Mon)
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本日の初読図書: ■おっさん竜師、第二の人生 〜おっさん、竜と格闘する https://ncode.syosetu.com/n2133ej/
竜師とはきつい仕事だ。毎日竜に合わせて朝早くから夜遅くまで、泥だらけになりながら走り回らねばならない。様々な種類のいる竜だが、総じて身体も大きく力も強い。少し暴れられただけでも生死に関わる。生傷は耐えないわ、遊んでいる暇もないわ、そのうえ給金は安く、世話をした竜が活躍したところで名が上がるのはそれに乗る竜騎士ばかりだ。 大陸最強の軍事国家ガルンモッサは、国王が代替わりしてから、経費削減の名のもとに次々と人員を解雇していた。平民出身の竜師ドルト=イェーガーもまた、ついにクビを言い渡される。 どれほど竜を世話しても、騎士たちからは「飼育員」「用務員」「汚いおっさん」と蔑まれ、35を迎えようとする身体もそろそろ限界を迎えている。それに、竜に対してだって、それほど思い入れがある訳でもない。ここらが潮時だろう。 そう思ったドルトは素直にそれを受け入れ、城を去った。これからは田舎で畑でもやろうと考えながら。 その日、大国は偉大なる竜師を失った。それに気付いていたものは、彼が面倒を見ていた数多の竜達と、そして……
効率厨〜の謙虚なサークルさんの新連載。今のところ毎日更新で、14話までいってます。 いわゆる「一見地味で本人無自覚だけど、実際はめっちゃ有能な主人公を、目先にとらわれてポイした阿呆と、それを拾い上げて一気に躍進する仲間達」的なストーリーです。 まだ阿呆側のザマアまでは遠いみたいですが、片鱗は現れてます。……いや人一人死んでる状態で、片鱗は言い過ぎか? でも原因に気付いてないんですよね、阿呆側は。 そして本人も、「竜に対して思い入れなどない」とか言ってる割に、めちゃめちゃ詳しいというか、むしろ「え、これぐらい当たり前だろ(きょとん)」ってスタンスでとんでもないことやってます。 ……そもそも一番の軍事大国で、その主力である竜の世話を、一人で全部見てたって段階で既におかしいんですよ。王宮の廐番が一人しかいないのだと置き換えてみたら、その無茶さ加減がよく判る(汗) そしてそのたった一人の専門家を首にして、竜の面倒なんて騎士達が自分で見ればいいだろうとか言ってる軍事国家が、果たしてこの先どうなるのかと思うと……くくくww 竜騎士達も、騎士というより暴走族みたいなろくでなしの若造ばっかりなので、罪悪感なくザマアを楽しみにできます。
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No.8682
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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