よしなしことを、日々徒然に……



 2017年01月04日の読書
2017年01月04日(Wed) 
本日の初読図書:

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おこぼれ姫と円卓の騎士(女神の警告) [ 石田リンネ ]
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国家間の問題を調停するため、遠い砂漠の国ウルク帝国へと赴いていた、第一王子フリートヘルム。その護衛として付き従っていた騎士の一人が、驚くべき報告を持ち帰ってきた。なんでも王子の一行は砂漠で突然の砂嵐に見舞われ、離散してしまったのだと言う。かろうじて近くの街までたどり着けたその騎士は、行方も生死も不明な王子の無事を切望しながらも、国王の親書すら失った遭難者の身ではウルク帝国に助けを求めることもできないと、後ろ髪を引かれる思いでソルヴェールまで戻ったのだ。
もしもフリートヘルムが死亡していれば、第二王子グリードを押す派閥が勢いづき、王位継承者であるレティーツィアと国を二分した争いが勃発するだろう。
それを防ぐために、とグリードは告げる。ことがまだ表沙汰にならないうちに自分がウルク帝国へ赴き、秘密裏に第一王子の捜索に当たる。そうしてどうしても見つけられないか……あるいは遺体を発見した場合には、二度とソルヴェールに戻らない。あとは頼むと。
砂漠で姿を消すということの意味を、レティは言葉にされずとも理解する。その残酷な選択の行く末を。
しかしそれにはまだ早いと、彼女は頭を振った。そうして捜索には自分がゆくと宣言する。自分には、未来の配偶者候補の様子を調査しに行くという、国を出てもおかしくない理由が使えるのだから。グリードにはその間、国内で各派閥に対する工作などを行っていて欲しい、と。
政務に長けたマリアンネやウィラード、メルディをグイードの補佐へ残し、レティはデュークやアストリッド、グレイグをつれてウルク帝国に向かう。
ところが国境の砂漠を越えるためのわずか一日の間に、レティ達の一行もまた砂嵐に襲われてしまった。常識では考えられない規模のそれに、レティは身体ごと舞い上げられ……気がついた時には、砂の只中にある神殿跡とおぼしき廃墟に、たった一人で倒れており……


積みっぱなしにも程があるだろうという間を置いての、ようやく12巻目読了。
……そして「ウルク帝国編」ってことで、これ一冊で終わってなかった _| ̄|○ <まだ13巻目は買ってない
ここしばらく、ミモザ祭に不在だったりで影の薄かった第一王子フリートヘルム殿下が、いろいろ巻き返す勢いで大活躍……活躍……? です。
この快活で真っ直ぐで、なんだかんだで兄妹思いな「お兄ちゃん」、けっこう好きなんですよねえ。
派閥や政治的しがらみが一切ない外国で、一介の遭難者として過ごすフリートヘルムは、すごく伸び伸びしているように見えます。レティと合流してからも、デューク(元親友)とレティの三人で会話している時など、ほんとに仲が良さそうで、ああ早く自国でも気兼ねなくこんなふうに過ごせるようになってくれと思いました。グリードだって、当人自身はもう完全にレティと和解してるし。
……まあこの巻のラストでは、フリートヘルムが帰国するどころか、えらい事態に陥っているのですが(苦笑)
っていうか、この展開だとフリートヘルムに大地の剣(癒やしの効果あり)を……なんてことを期待するのは無理かしら? 大地の剣だけは他人に授与するなって、他の騎士王からも口を酸っぱくして言われてるし。
最後の数ページは怒涛の展開。最初はボケボケに見えたカリム皇子の意外な素顔と言い、ゼノンの登場と言い、やっぱりこの方は次への期待を高めるのがお上手です。

むしろリアルタイムで続刊の発行を待っていたら、そわそわしっぱなしで耐えられなかったかも……
No.7965 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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