よしなしことを、日々徒然に……
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 2016年12月05日の読書
2016年12月05日(Mon) 
本日の初読図書:

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タティングレース [ 聖光院有彩 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2016/12/5時点)


今までタティングレースについてはネットと図書館頼りだった私ですが……ついに、ついに買っちまいました(笑)
聖光院有彩さんの「タティングレース 新しい世界」朝日新聞出版バージョンです。もともとは雄鶏社さんで売り出されたものが、いったん出版社の倒産により絶版、そののち朝日新聞社さんから再出版されたものだとのこと。
それぐらいタッター(タティングレースをやる人)さん達の間では、根強く復刻を望まれた一冊なのでしょう。
ユーザーレビューの数も、そしてその評価の高さも、他の本に比べると段違いです。

難点をあげるなら、「作品のデザインが古めかしい」「とても手を出せそうにない大作も多い」「70番とか100番(!)とかの細い糸を使うものも」といったあたりでしょうか。
しかしレースと言えばクラシック。蜘蛛の巣を思わせるような、優美かつ華麗なる中世のあんなやこんな……とうっとりしてしまう私にしてみれば、作品写真を眺めるだけでも楽しいです。

さらに言えば、初心者向けのレッスンが、段階を踏んで細かく記されています。
87ページ中、実に25ページが、写真や図解入りでの各種技法の説明です。これがまたとても丁寧。
「初心者の方は24ページから48ページまで、途中を飛ばさないで順に練習なさって下さい」「経験のある方も、復習を兼ねて順に目を通して下さい」とあります。確かに順番に読んでいくと、すごく判りやすい。
特に初心者がつまづきがちだという、「目を移す(トランスファー)」についてなど、「まさか写真(静止画)で、こんな見事な解説方法があったなんて!」と目から鱗がバラバラと。

いやあもう、すんばらしい。

掲載作品の名称がまた優雅ww
ああ、「公爵夫人」のリベンジはもちろん、「花筐(はながたみ)」も「妖精」も「湖の華」も挑戦してみたい!
「ローズガーデン」も素敵だけれど、大作すぎて私には遠い彼方の夢か(ため息)
「妖精からの贈りもの」は、まずクルニー・リーフを練習してからだよなあ。周りを鎖編みで縁取ったお花モチーフ「ローズの見た夢」は、最初に20番の糸しかも2色で試してみないと、絶対迷子になりそうだ……


あと、一番基礎の基礎たる、シャトルの動かし方なんですが。
私は表目を作る際に、ぐるっと右手首を回転させてるんですよ。一目ごとに毎回毎回。
たぶんこれが、すごく手に負担をかけています。それこそ腱鞘炎を再発させかねないぐらいに。
ところがこの有彩さんの本では、違うやり方が紹介されています。
手首を返さず、中指でシャトル糸を持ち上げて、その下をくぐって表目を作る。

これこそなんて目から鱗!

今まで参考にしてきた動画は、どれもことさら大きな仕草で手首を回していたので、完全にその動きが身についてしまっていました。
……今さら矯正できるかなあ、これ……直せたらきっと、すごく手が楽になりそうなんだけどなあ。
No.7920 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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