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昨日のカチューシャに毛糸を編み込んだ、その後の話なんですが。 髪の色に合う良さげな茶色系の太い毛糸がないかと、物置をあさりに行ったら、びっくりするようなものが出てきました。
よれっよれです。 なんだこりゃ!? な代物です。 これね……これはですね……私がいっちばん最初に母に教わりながら編んだ、かぎ針編み(こま編み)の練習作品なんです。 確か、小学二年ぐらいの頃だったかと。 三年の夏休みの工作で、こま編みと長編みのものを提出した記憶があるので、たぶん合ってると思う。 いやあもう、最初の2段ほどは母が編んだのでまともですが、それ以降はしっちゃかめっちゃかですね(苦笑) 針を入れる位置もおかしいし、場所によっては編み地に糸が巻きついた状態で次の目を編んでいるので、変な輪っかができたりとかしていますし。 何と言うかまあ……よもやまさか、これがまだこの世に残っていたとは(笑) 今になって改めて眺めると、むしろ歴史を感じて貴重に思えてきますww
しかもですね、 なんとこの直後に編んだ、二作目も出てきたんですよ。
どうですか。 二枚目にしては、なかなかの進歩が見られませんか?? まだ不揃いだったり、あちこちに穴が空いていたりしますが、それでも一段ごとの見分けはつくようになっているじゃないですか。 しかもこれ、30cmぐらいの長さがあるんですけど、終わりの方になると……
こうですよ。 けっこうそれなりになってません?
……まあ、だんだん幅が縮んでいってるのはご愛嬌ww こうして実物の変遷を眺めてみると、練習とか試作って大事なんだなあと、改めてしみじみ思ってみたり。
某所の手芸板で、「編み物初心者です。クリスマスに彼氏へマフラーをプレゼントしようと思います★ ××が分かりません、教えて下さい」といった質問が頻出する季節になりました。 それに対する経験者がたの返答が、だんだんぞんざいになっていったあげく、「初めて編むものは、びっくりするぐらい不細工になる。他人様にあげようというなら、最初は練習と割り切ってまず試作品を編め。本番は来年にしろ(要約)」って変化していくその理由を、これを見てまざまざと実感したのでした(笑)
……そう言えば、私が今やっているタティングレースのモチーフ繋ぎも、本番を始めるまでにずいぶん試作を繰り返しましたからねえ…… トータルすると、最初にまずそのモチーフを自分が作れるかの確認で1枚。次に4枚はぎを作成して、その次に目数を調整した1枚を結ってから、調整済み目数で9枚はぎ。そこまでダイソーの糸で練習してからの、メーカー糸で本番を開始。現在35枚目を作成中。 一番最近完成した、トータル49枚目のモチーフと、一番最初の1枚目を並べてみると……
ほほう……ふうむ……むう…… 中央部分の模様の潰れ具合とか、四隅のブリッジの長さが揃ってるかといったあたりには、やはり向上が見られるのではないかと。 しかしオニオンリング部分(二重の輪になってる四箇所)は、こうして見比べると、1枚目の方が目玉みたいな感じで面白いなあとも思いますね。最近作ってる方は、ちょっと芯糸を締めすぎてる、かも?<ここの目数は変更していない
過去を見返して初心に帰るという点でも、試作品は大事なのかもしれませんな。 よし、次に結う51枚目は、そこらへんに注意してみましょうかね♪<50枚目は既に外周部分に入ってしまっている
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No.7890
(創作:: タティングレース)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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