よしなしことを、日々徒然に……
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 どっちが良いかなあ(悩)
2016年08月08日(Mon) 
昨日試作した、渦潮のドイリー。
どうやらちゃんと作れそうなので、さっそく水色系段染め糸で本番を始めてみたのです。

……あれ?
思ったより映えない、かも(汗)

玉に巻かれている時は、もうちょい青っぽい印象のあったダイソーの#20フェアリーなんですが、実際に作品にしてみると、どちらかと言うと紫と緑が強い感じで、ちょっと「水の流れ」を表現するには微妙だったかも?
あとせっかくの透かし模様が、段染めを使うことでかえってごちゃごちゃして相殺されてしまっている、ような??

うーん、白一色で作ったほうが、レースとしての印象は強いかなあ。
母に見比べてもらったところでは、段染め糸のほうが良いとの事だったんですが。
どうでしょうかね??

  

ちょっと私の腕ではうまく色が写らないのですが、だいたいこんな感じです。
モニターによっても見え方は変わるでしょうけど、実物はもうちょっと黄緑が強いですかね……

昨日作った白と並べると、これぐらいの差になります。



こうやって白い場所に置いて比較してみると、そう悪くもないかな。
ただ色のついた場所や木目などの上に乗せて、花瓶敷きやテーブルセンターとして使用するなら、白一色のほうが場所を選ばなくて使い勝手が良いんじゃとか。

もう数枚作って繋げるつもりなので、次をどっちの色で作ろうか、思案しているところです。

そうそう、今回は結い方にちょっと一工夫入れてみました。
この作品、一番最初に一箇所だけリバースステッチを使用するため、作り始めはシャトル2個必要とします。しかし最初のそこを通り過ぎてしまえば、あとはサブシャトルをまったく使いません。完全にただの糸巻き代わりです。
しかしシャトルに糸を巻くのはけっこう手間で。そうやって苦労して巻いた糸を、ひたすらチェインの巻糸として消費するのはもったいない。しかもそうやって使われていくサブシャトルの糸は、メインシャトルの何倍も早くなくなってしまいます。

先日発見した、糸端を内部に編みこむ方法で糸玉を繋ぐやり方をするには、

■赤裸々レース 糸継ぎ は大変
 http://sekiraralace.blog.shinobi.jp/Entry/372/

糸がなくなったサブシャトルと同時に、まだたっぷり残っているメインシャトルも糸を切らなければなりません。これはもったいない上に、中途半端に糸が巻かれたシャトルが残ってしまうため、使えるシャトルが減っていくことにも繋がります。
そこで思い出したのが、やはり先日スクエアーワーク(ブロックタティング)を練習した時に知った、「SLT(シューレーストリック)」という技法です。
これは糸をからげて、2本の糸が出ている位置を左右入れ替えるというもの。

■あーるのシカゴ生活記 & タティングレース SLT (2) (タティングレース)
 http://rinchicago.blog113.fc2.com/blog-entry-477.html

> ファーストシャトルまたは、セカンドシャトルのどちらか片方の糸が
> ちょっと足りないけれど、もう片方の糸は十分余裕がある時、
> SLTで一時的に糸を交換して、糸に余裕のある方でステッチの
> 続きを作ることができる。

 こ れ だ !!

もうちょっと早く思い出していれば良かったんですが、それでもサブシャトルの糸がもう残りわずかになった段階で、かろうじてこの情報が脳内に蘇ってきました。
やっぱり関連記事とかちゃんと目を通しておくべきだ、えらいぞ自分!

……と、いう訳で。



残り少ないサブシャトルとメインシャトルを入れ替えてみた結果、全11段のうち7段目の半分までを糸繋ぎせずに結うことができましたvv

それでもサブシャトル(最初はメインシャトルだった方)に70cmほど残ってしまいましたが……次回からはもうちょい早めに、そして複数回シャトルの入れ替えを行っていけば、どちらも巻いた長さ目いっぱいまで無駄なく使用できるのではないでしょうか。

あ、ちなみに最初に巻いた長さは、両手を広げた長さ×8=12mぐらい? です。
それを両側からそれぞれメインとサブに巻いていって、繋がった二つのシャトルのほぼ真中から中央のリングを作っていっています。なので作り始めの糸始末はありません。

↑の写真のあと、やはり両手を広げた長さ×4を巻いたシャトルを、糸玉と繋がったままの状態でロックジョインし、切断したメインとサブの糸2本と合わせて、3本の芯糸+糸玉で次のチェインを結んでいきました。
それでシャトル糸が十分足りた(むしろ半分以上残ってる)ので、今回はこれ一枚で途中一箇所、あと結び終わり部分の、合わせて2箇所しか糸始末をせずにすみました。しかも途中で繋いだところは内部に一緒に編みこんでいるから、針と糸を使用したのは最後だけ。
正直、自分でもよく注視して探さないと、どこで繋いでるか判りません(笑)

よし、よし、着実にスキルアップしてるぜ!

……このモチーフを#40細め糸で作れるようになったら、「レース編みが趣味です」って胸張って言えそうなんですけどね。
しかし#40の糸で失敗したロックジョインをほどくのは厳しそうだ……しかも実は今回、少なくとも一箇所は完全に目数を間違えていて、しかもかなり後までそれに気づかずに進めていたため、直すに直せなかった場所があるんですよ(−ー;)
おかげで結び終わりの位置が、編み図とずれちゃってるんですよね……自分でも、段を繰り上がる位置がいつの間にかずれていることで、初めておかしいと気付いたぐらいですから、言わなきゃ判んないんでしょうが。

それもあっての、白い方を優先したほうが良いかなあという悩みどころだったり。
No.7767 (創作:: タティングレース)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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