2016年07月22日の読書
2016年07月22日(Fri)
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本日の初読図書:
現状、唯一新刊をリアルタイムで追い続けている書籍。 っていうか……恐ろしいことに、今年に入ってから読んだ小説本が、これでようやく5冊目です。 しかもうち三冊がこのシリーズです。いったいどうしたというのだ私(汗)
今回の収録内容は、111話「不和の荒野」〜149話「黒狼卿の虜」まで。 個人的一押しキャラ生真面目文官カイトの登場から、ロルムンド皇女エレオラの来襲。元老院の滅亡を経て、エレオラが魔都リューンハイトと雌雄を決するまでです。 WEB最新話あたりのヴァイトが好きすぎるカイトや、ちょっと前の忠誠度がMAX到達したマオを思い出しながらこのあたりを改めて読むと、いろいろと新鮮ですねえ(にやにや)
書き下ろし短編は、エレオラがヴァイト達評議会員と黒狼卿劇を見にゆく話。初回特典リーフレットのSSは、エレオラの部下ナタリアが、同じようにヴァイトと劇を(ry 特に書き下ろし短編の方は、敵を貶めるのではなく、「こんなすごい敵と戦って倒したのだ」と相手を称える方向に持っていく、これぞヴァイトといったその性格がよく出ていました。 他に印象に残っている書き足しは、ファーンお姉ちゃん視点の、ヴァイトに無茶はしてほしくないけれど、彼が前線で危険を引き受けてくれているからこそ、人狼隊は奇跡的に一人も死なずにすんでいるという葛藤のあたり。 あとガーシュ親分やエレオラの副官ボルシェさんの視点とかもありました。 個人的には工芸都市太守フォルネさん視点を読んでみたいのですが。あの人初対面からヴァイトのことを好意的に受け入れてましたけど、そうそう単純な性格じゃないと思うんですよね……
ところで私、何故かずっとエレオラ皇女を十代の少女容姿でイメージしてたんですよ。十八とか、下手すりゃ十六ぐらいに。なので表紙絵を見た時にはびっくりしました。WEB版の登場シーンを確認してみたら、確かに「アイリアと同年代っぽい」って書いてあります。なんでこの記述をガン無視してたのかな私?? もしかしたら、同時期に読み返していた「翼の帰る処」の皇女と、イメージが重なっちゃってたのかもしれません。 なるほどなあ、確かにこの年頃ならヴァイトとも釣り合いますよねえ(苦笑) って、ヴァイトも今ひとつ正確な年齢は判らんのですが。暴れ猪の変異体を倒した10歳の時が「十年以上前」なのだから、二十代の半ばから後半あたりだと思ってるんですけど。
そして以下は、いつもの恒例の愚痴なので畳みます。
挿絵。大人の事情で変身中のヴァイトが人間形してるのはもう良い、しょうがない。 でもさ、今回はついにカラー口絵が、ツイッターで流れてたキャラ設定ラフの集合図になってるんですが(汗) しかも「これで各人の身長体格差が判るな」と思ったら、明らかにフィルニールがおかしい。この体格で変身後のヴァイトを乗せて疾走できるはずがない。つまり他のキャラも当てにならん。 ……いくら人気が出てるからって、こんなに大急ぎで刊行しなくて良いんですよ出版社さん。せっかく作者さんも、そして絵描きさんもいい仕事できる人なんだから、もうちょっと余裕をもって、半年一冊ペースで充分だから、ちゃんとしたクォリティのものを作らせてあげて下さい。お願いします(泣)
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No.7733
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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