よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年10月15日の読書
2014年10月15日(Wed) 
本日の初読図書:
4104507199すえずえ
畠中 恵
新潮社 2014-07-31

by G-Tools
菓子職人として他店で修行中の栄吉が、お見合いをしたという。一太郎は本人の口から教えてもらえなかったと不審がるが、話を向けてみても栄吉の態度はなにやらおかしい。妖達に頼んで調べてもらったところ、見合い相手のおせつの周囲では、おせつのお相手はとんでもないろくでなしだとの噂が立っていて……「栄吉の来年」
一太郎らが広徳寺の寛朝を訪ねていたところ、黒羽坊と名乗る天狗が相談を持ち込んで来た。なんでも小田原に住む寺の坊主が二人、怪異に喰われ骨となって見つかったのだという。その寺の坊主は黒羽坊と親しい修験者の縁者なのだが、怪異に対抗できるほどの力は持っていないらしい。そこで高僧と名高い寛朝に力を貸して欲しいのだと。一太郎も付いて行きたがったが、当然兄やたちは許してくれない。そこで小田原近辺に伝手がある猫又のおしろと、夢を繋いで状況を知らせることができる獏の場久が同行することになった。しかし道中で噂を聞き集めてみると、そのような怪異の話は誰も聞いておらず……「寛朝の明日」
長崎屋藤兵衛が上方へと仕事で出かけたが、当初の予定を過ぎても戻ってくることなく、連絡も届かない。不思議に思っていた長崎屋へと、上方商人だという赤酢屋が乗り込んできた。彼はおたえに証文を突きつけ、藤兵衛に船で荷を運ぶよう依頼したが、期限を過ぎた今になっても江戸へ届いていない。弁済として長崎屋をそっくり明け渡して出て行けと言う。証文は明らかに偽物だったが、藤兵衛の行方が判らないことは事実だったし、おたえと奉公人達だけでは赤酢屋の相手もしにくい。そこで一太郎が上方へ赴き、藤兵衛がどうしているかや赤酢屋の近辺を探ることになった……「おたえの、とこしえ」
一太郎が上方で得た金子を使って、兄やたちが長崎屋の裏に長屋と一軒家を建てていた。知らないうちに家主になっていた一太郎だったが、悪い気はしない。ところが一太郎が上方で活躍したり長屋を建てたという話を聞きつけて、とたんに縁談が次々と舞い込み始めた。病弱だった一太郎も一人前になり、婿がねとして申し分ないと見なされたらしい。しかし人間の嫁を取り共に暮らしていくことになれば、これまでのように離れに妖たちを入り浸らせ、親しく交わっていることはできなくなるだろう。心配したおぎんは、この先一太郎を人として暮らさせたいのなら、妖たちと縁を切るべきだと、仁吉や佐助に長崎屋を離れることを提案してきて……「仁吉と佐助の千年」
若旦那が家主となった長崎屋裏の一軒家へ、貧乏神の金次と猫又のおしろ、獏の噺家 場久が住み込むことになった。人間のふりをして暮らすのは初めての三人はいろいろと戸惑うことも多かったが、他の妖たちともども楽しく準備を進める。特に金次などは、一太郎から贈られた長火鉢をひどく気に入り、大切に大切に扱っていた。ところが引越し作業でどたばたしている間に、長火鉢を含めた様々なものが盗まれてしまう。妖たちがひしめく中、その目をかいくぐって盗みができるのは、果たしてどんな相手なのか。日限の親分の話によれば、同じような盗難が最近あちこちで起こっているらしい。大事な火鉢を奪われた金次は激怒し、このままでは日本中の商いがおかしくなりそうな勢いだった。若旦那がそれを聞けば、心配でまた病が重くなるだろう。頭を抱えた妖たちは、なんとか盗まれたものを取り返そうとするが……「妖達の来月」

しゃばけシリーズももう13冊め。
今回はサブタイトルにすべて未来の時系列の単語が入っているだけあって、今後を見据えた話運びでした。主に若旦那の将来について。
ずっとサザエさん状態で変わらず楽しくあって欲しいと思いつつも、地に足ついたお話として考えるとこうなっていくことは避けられないわけで。これまでにも栄吉さんが修行に出たり、松太郎兄さんが結婚して独り立ちしたりといろいろありましたが、ついに一太郎にも具体的な未来が……(ほろり)
そして実は密かに於りんちゃん一押しだったので、今回はでかした!! と密かにニマニマvv
いやはや女の子は成長するのが早いですねえ。
しかし初登場で六歳だった於りんちゃんが、「十にもならない」とはいえあそこまでしっかりしてきたということは、既に作中では二三年は過ぎているのでしょうか。なら若旦那ももう二十歳過ぎ?? 於りんちゃんお年ごろの頃に、若旦那は三十路前後か……あの時代なら普通にありなんでしょう。

そして今回、全体的に大活躍だったのが貧乏神の金次(笑)
なにげに作中最強キャラのような気がするのは、私だけでしょうか。なにしろ彼は、一時的にとはいえ若旦那を健康にした過去がありますしね。
健康といえば、今回は若旦那、比較的寝こみ度合いが少なかったです。最後にまとめて一月寝込んだほかは、ちょっと熱出したり、咳き込んでたぐらいかな? 一巻の頃に比べると、ずいぶん丈夫になってきたものです。そのあたりも成長かなあ。
仁吉と佐助も、若旦那離れを視野に入れはじめたし。
ってか、仁吉の決意がvv なんかもうこれは千年後……はちょっと長いから、三百年ぐらいかな。現代時系列の二次創作を書けと言わんばかりだよ、畠中先生(笑)
赤子の頃から見守る、幼児の段階で出会う、思春期に入ってから知り合って最初は警戒されて落ち込む、などなど妄想を始めたらどのパターンも美味しすぎて滾る……っっ《o(>▽<)o》
最近ようやくドラマで仁吉を演じた谷原章介さんが見分けられるようになってきたので、そのビジュアルで現代版を想像するとますます楽しいです。……しかも屏風のぞきの宮廻さんも加えると、それってどこのホワイト・ラボだかvv
No.6253 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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