2014年05月28日の読書
2014年05月28日(Wed)
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本日の初読図書: ビブリア古書堂の5巻を読んだ勢いで借りてきてしまいました(笑) 確かに収録内容がチャンピオンコミックスの1巻とは違いますね。良くは覚えていませんが、少なくともあれには確か、鳥に改造してもらって自然に旅立つ歩けない少女の話が載っていた記憶があります。それにピノコはまだいなかった。 この巻の収録作は「医者はどこだ!」「春一番」「畸形嚢腫」「人面瘡」「ときには真珠のように」「めぐり会い」「絵が死んでいる!」「六等星」「ブラック・クイーン」「U−18は知っていた」「アリの足」「二つの愛」の12作。 ……なんだかんだで、どれも読んだ記憶がありました。 BJの過去とか家族とかに大きく関る話が多いのは、やはり1巻だからでしょうか。 「畸形嚢腫」→ピノコの誕生 「ときには真珠のように」→BJが医者になったきっかけと恩師の死 「めぐり会い」→過去の恋 「アリの足」→幼い頃のリハビリの日々 ざっとこんな感じです。
「ときには〜」のように、天才外科医である彼をしても、どうしても救えない命、直せない疾病があるということが、この作品の魅力だと思います。 BJは挫折を知っているし、それでもなおあきらめずにあがこうという「医師としての心」を持っている。そして何よりも「命」を大事に思っている。時に金にがめつく、時に悪ぶって見せても、そこに彼のたまらない格好良さがあるのではないでしょうか。
たしかにこの作品には、時に医療知識の間違いや、時代を反映した差別的な表現がままあります。 それでもやっぱり、この話は名作だなあとしみじみ思うのでした。
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No.5870
(読書)
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この記事へのコメント
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paoまま
2014/05/29/22:16:53
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私もBJは大好きな作品です。
持っていたんだけどなーコミックスを どこへいったんじゃろー?
この作品を読んで外科医になろうと思ったdoctorが沢山いるんだろうな。 私は外科医と言うだけで凄くカッコ良いように勝手に憧れてましたが、中学生の頃巻爪の治療で行った外科のセンセはそんな少女の夢をぶち壊してくれるようなセンセでした(笑)
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No.5872
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神崎真
2014/05/30/01:29:45
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BJ面白いですよね! 今まで飛び飛びに立ち読みとかしかしたことなかったんですが、それでも彼の格好良さには痺れます。 ただの善人ではない。でもダーク・ヒーローとも言いがたい。 誰よりも純粋に患者を救うことを考えている。 素敵なお医者様だと思います(身近にいると大変そうだけど/笑)
> 爪の治療で行った外科のセンセはそんな少女の夢をぶち壊してくれるようなセンセ ……それは外見的な意味で? それとも治療的な意味で?? 私は指に出来たイボを取る時に、なかなか辛い思いをしたことがあります。まあ、あの先生にしてみれば、単に軽口で和ませようと思ったんだろうなあ、ははははは……(泣)
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No.5874
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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