よしなしことを、日々徒然に……
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 2014年01月31日の読書
2014年01月31日(Fri) 
本日の初読図書:
4253154018霊験お初捕物控 其ノ1 (プリンセスコミックスデラックス)
宮部 みゆき 坂口 よしを
秋田書店 2006-11-16

by G-Tools
はい、霊験お初のマンガ版です。
むかーし雑誌掲載していた時に存在は知っていたのですが、当時は宮部さんにあんまり興味がなかったので、さらっと流していました。今になって原作を読んだので、思わずポチッとな(笑)
収録作は「迷い鳩」と「騒ぐ刀」の二作。
なんか直兄さんの描写に異様に力が入ってるvv
キャラデザがいかにも二枚目で、さすがにここまで来ると直次ファンの私でも笑えてきます。個人的には、幕間に試し書きされている、黒髪の月代バージョンの方が好みかもなあ(本文は白髪で前髪あり)。
っていうか、いくらなんでもシスコンが過ぎるかろう(苦笑)<そんなにほいほい妹に抱きつくなって
お話は一部の改変を除けば、おおむね原作の流れに忠実です。最初にお初を助けに入るのがお奉行様じゃなく直兄さんだとか(続けてお奉行様もご登場なさいます)、医者への聞き込みに行くのが六蔵兄さんじゃなく直兄さんだとか、刀匠の娘が結婚してなくて独身だとか、事件の数が微妙に減ってるとか、刀を寺に埋めたのが刀匠本人だとか、最後の締めがお奉行様の代わりに直兄さんだとか(笑)
倒れたお初を心配した六蔵兄さんが、「病気じゃねえんだから」とそっけなく言いつつ、使ってる箸が左右テレコになってるあたり、妙に微笑ましかったvv
あと画面の細部にこだわりがあるのは良いですね。
姉妹屋の看板がちゃんと「鬼と姫二人」だったり、立ち回りの最中に小太郎の耳が切られる場面が入ってたりとか、けっこう細かったです。
さて、このシリーズ続編がまだ出てるんですが……まずは原作を読んでからかな……
No.5534 (読書)

 
 この記事へのコメント
 
paoまま  2014/02/03/11:15:28 [HOME]
ああ〜〜?
お初っちゃんのコミック版となぁぁ〜〜〜!

・・・
・・・・(読み返し中につきしばしお待ちを)
・・・・・(Amazon中につきしばしお待ちを)

驚いたー、いや驚きました。
何巻も発行されているではないですかっ!
まさかお初っちゃんがコミックになっていようとは。

最初はチラっと見て
「あら♪まこっちゃんがお初っちゃんの震える岩の記事を書いて下さったのかしら。 にしても最近はこんなカバーになってるの?」
って思ってコロコロしたら・・・

「コゥミックゥじゃとぅ〜?」
ビックリです。

今朝の空模様のようにボケっとした私の頭をしっかり目覚めさせて下さり有難うございました。

私はまこっちゃんの読後感想の記事大好きなんですよ♪
それが自分のお気に入りの作家さんのものだったり、作品だったりする時は、
「アレはまこっちゃんにはどのように評価されたかしら」
とワクワクします。
記事がたとえ辛口であっても、まこっちゃんは高飛車にダメ出しはなさらんので、納得して読めます。
(幸いに今のところは辛口は受けてニャイ)

秀逸作品であろうと駄作であろうと、まこっちゃんが「本」に対する普遍の愛情をもってらっしゃる方だから、そうなのだと思っております。

読書記事、とっても楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願いいたします。
 
No.5545
 
神崎真  2014/02/03/22:11:20
は〜い、マンガ版です。
原作を読んでいたら、うっかり「むかーし雑誌で読んだような……」と思い出してしまったのですよ♪
そして Amazon さんへ行ってみたら、折しも全四巻セット(コンディション:非常に良い)が新刊1冊ちょっとのお値段であったのです。
……もうポチるしかないじゃないですかvv
残りの三冊はまとめて「震える岩」を書いているらしいので、そちらはまた原作を読んでから開こうと思っています。

お気に入りの作品や作者さんが、他の人にどう感想書かれているかって、気になりますよね。
私も自分で感想を書いたあと、他所様の感想文を読んでまわったりします。そして辛口評価だったりすると、しょぼんとしてしまいます。自分もけっこう辛口評価をする場合があるので、文句は言えないのですが……逆に褒めている記事を見つけると「うんうん、そうよね〜〜」とモニターのこちら側でぶんぶんうなずいていたりとか。

> 「本」に対する普遍の愛情
なんかそんなふうにおっしゃられると、照れちゃいますね(*^.^*)
基本的に活字中毒なので、よっぽど『合わない』と思わない限り、一度読み始めた本はその巻の最後までは読み通すのがポリシーですけれど。あと曲がりなりにも文字書きを名乗る以上、作者様側の立場からも考えてしまう部分はあるかもです。
とは言え素人が好き勝手に書き散らした文章なので、楽しめたと言っていただけるとホッとしますです。
 
No.5549

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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