よしなしことを、日々徒然に……
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 2013年10月30日の読書
2013年10月30日(Wed) 
本日の初読図書:
4101218145猟犬探偵 (新潮文庫)
稲見 一良
新潮社 1997-06

by G-Tools
以前読んだ短編集「セント・メリーのリボン」のリボンに収録されていた、表題作の続編です。今回はまるまる一冊同シリーズで、四話収録。前作セント・メリーから引き続き、全体的にお話やキャラクターが繋がっています。
なんというか、非常に渋いハードボイルドを思わせます。
荒事はそんなにたくさんはないんです。皆無とは言いませんけど。主役の趣味というか、副業が猪や鳥を撃つ猟でして、銃を取りまわしたりはしますが、それを人間に向けるようなモラルのないことはしません。むしろ淡々と語られる猪猟の描写や銃の手入れの様子が格好良い。
三万六千坪ある山の中で、狼と見まごう大型犬ジョーと共に、電柱の廃材で作られた丸木小屋で暮らす竜門。犬と同じ物を喰い、どこへ行くにも犬を連れ、そして行方の知れなくなった犬を追う。渋いです。
ちなみに電話がカーテレホンってあたり、時代を感じさせますねえ。93〜94年に書かれたお話ですから、二十年ほど前の作品でしょうか。あの頃は自動車電話が、庶民に手の届く中では最先端だったのかなあ。

……話の中に登場するいくつかの人物や事件なども、そういえばあの頃に話題になったような……という気がします。
特に第一話に登場する、『とある人気動物映画を撮影したエセナチュラリスト』は、多分『あの人』のことなんだろうなあ。子供の頃は素直に好きだったんだけど、その映画関係の本当かどうか解らない噂を聞いて、急激に熱が冷めちゃったっけ……

最終話では、依頼人がやたらにフラグを立てまくるので、どうなることかとドキドキしていたら、これまたまさかのああいう結末かとか。依頼人が無事だったのは良いけれど、なにもハードボイルドだからって、そこまでハードな展開にしなくても良いだろうとか思わなくもなく( T _ T )
1〜3話が、寂寞とした空気の中にも心温まるものを感じさせただけに、ちょっとショックが大きかったです。特に3話目「サイド・キック」は良いお話だったのになあ。 コミック版にも心惹かれるけど、流石にちょっと高すぎる(しくしくしく)
そして1話目のトナカイは、結局どうなったのだろう……?
No.5230 (読書)

 
 この記事へのコメント
 
paoまま  2013/10/31/17:19:34 [HOME]
まこっちゃんチワっすです。
読書の秋とは言いますが、まさにまこっちゃんがソレでしょうか。
やたら最近読書ネタばかりかと。
ん?季節を問わず読書ネタは多いかぁ。

私は最近新しい本は全く読んでおりませぬ。
一番最近買った本はまこっちゃんから紹介された「空飛ぶ・・・」や「県庁・・・」ですよ。
病院の待合でも軽く日焼けしたような文庫持参ですゼ。(涙)

なんかねー最近目が疲れるのよねー
今日コンタクトの処方で眼科に行ったら、
「黒目に傷がついてますよ」
って言われるし。(怯)

どうやら軽くドライ・アイみたい。
目薬処方されたわ。
はあああ〜〜〜〜デス。

そういや例の「シャーロキアンまでいってません」な彼女。
シャーロックへの憧れもあり、大学の卒業旅行はエゲレスへ行ったそうな。
私が、
「ベーカー街とか行ったん?」
と聞いたら、「勿論です!」とゆうておった。

いいなぁー、私もエゲレス行ってみたいわぁ。
私はアガサ・クリスティが好きなんよ。
ポワロさんやミス・マープルの世界に触れてみたいわぁ。

まこっちゃんはもし「どこでも旅行へ連れてったげる」って言われたらどこへ行きたいですか?
 
No.5231
 
神崎真  2013/10/31/19:55:29
こんばんはー、ままさん。
そもそも私は、ネットジャンキーである以前に重度の活字中毒ですので。
マンガや電子媒体を含めれば、本を読まない日は基本的にありません。むしろ最近は読む速度が遅くなっているぐらいで(一冊読むのに二日以上かかるなんて、どうしたんだ自分)
→サイドバーにある各カテゴリの記事数をご覧になればお判りの通り、「日常」より「読書」の方が数が多いし(笑)
「初読図書」の記事がUPされない日は、一度読んだ本を再読してるんだと思って下さい。読み返したい作品もいっぱいいっぱいあるんです。

> ドライ・アイ
目に支障が出るなんて、私だったら耐えられませんよ。お大事になさって下さい。
PCを使うときに裸眼やコンタクトでモニターを見ていると、静電気で画面からホコリが飛んできて、目に負担が掛かると聞いたことがあります。最近はPC用に、なんとか言う波長の光を軽減してくれるメガネもあるそうですし、長い時間PC操作をする場合にはそういうものを使用してみるのも良いのかもですね(私は常にUVカット仕様のメガネを着用してますが、効果はあるんだろうか)。

> 「どこでも旅行へ連れてったげる」
あはははは、その女子さんとは本当にお話が合いそうでvv
私は以前から、そう訊かれたら「イギリスに行って、シャーロック・ホームズ記念館に行った後、一週間ぐらいかけてじっくり大英博物館に通いたい」と答えていた人間です♪
イギリス国営放送BBCには、ジェレミー・ホームズのドラマのセットが見学できるコースがあるという噂も聞きますし、ストーン・ヘンジなども心惹かれる場所です。
……旅行自体が苦手なので実現は難しそうですが(^ー^;;)
ああ、どこでもドアが本当にあったらなあ。
 
No.5232

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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