2013年06月11日の読書
2013年06月11日(Tue)
|
|
|
本日の初読図書: 「地面を愛した男(小説家になろう) http://ncode.syosetu.com/n3233bl/
手違いで死んでしまった大工の青年 土方鉄男。もう一度地球に生まれ変わるには競争率が高すぎて数百年はかかるらしい。他の世界であれば、いろいろと特典付きで、すぐに行けるという。 そこで魔法と亜人の存在する、そこそこ平和な世界を選び、前世の記憶を六歳で甦るように設定した。あとは「地の才能」「魔力」「完全記憶」「鑑定」「成長率UP」などを中心に、いくつかの才能・スキルを選択する。 そうして転生。六歳の誕生日に、彼は『鉄男』としての意識を取り戻した。 が……さっそく情報を収集すると、この世界における地属性の魔法とは、「ほとんど役立たず」、「持っているのは隠した方が良い」とまで呼ばれる代物だった。 とはいえ鉄男改めロックには、前世の記憶という大きなアドバンテージがある。 精神的には既に社会人であり、しかもあらゆる土木業と建設業の資格を持っていた彼は、様々なことを試していった。まずは父親の趣味でやっていた気功を応用することで、大地を巡る魔力を永続的に吸収できるようにする。さらに役立たずですぐ壊れるという一般認識のゴーレムを作成、森の中でひたすら動かし続けること四年。魔力の総量UPと地と気の魔法の熟練にあてた。 その間に村で木工を中心とした雑用を引き受け、独立資金を貯めつつ、自警団で剣と武術を学ぶ。もちろん、魔法の研究も怠らない。 この世界では「石」や「金属」が地に属するという認識がないらしく、そのあたりを突き詰めてゆくと、ありあまる魔力もあって、おもしろいほど様々なことができるようになっていった。 そうして十五才の誕生日を迎えたロックは、村を出ることとなる。 目指すは都会で冒険者。まずは地味な採集依頼からこつこつと始めてゆく、堅実なロックだった。しかし早々にトラブルの元はやってきて ――
テンプレ的異世界転生チート。完結済。 うん……なんというかまあ、お約束だ。キーワードに「嫁が二人」って入ってるあたり、察して下さい(苦笑) この世界では貴族とAクラス冒険者は一夫多妻OKという設定かつ、女性二人の仲が非常に良いんで、私は楽しく読みました。 ちょっと主役がなんでもできすぎ、あと元一般人にしては淡々としすぎかなあとも思いますが、そこはそれと言うことで。 最後がちょっと駆け足ですが、それでも完結しているのがポイント高いです。
|
No.4852
(読書)
|
|
|
|
この記事のトラックバックURL
|
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/201306114852
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|