2013年04月12日の読書
2013年04月12日(Fri)
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本日の初読図書: 「俺の家はダンジョンではない(小説家になろう) http://ncode.syosetu.com/n5748bh/
彼はコミュ障だった。それも重度のコミュ障だった。 それでも精一杯に生きていたある日、ふと気が付くと、目の前にステータス画面があった。1万のポイントが与えられており、それらを様々な項目に振り分けられるようになっているようだ。 出現場所の選択肢を見た。 【魔物溢れる前人未踏の地:マイナス10万ポイント】 前人未踏の地。 それはつまり誰もいないと言う事である。コミュ症の彼にとっては、天国のような場所ではなかろうか? 迷わず選択し、さらに 【美貌:人間に見えないレベル:マイナス1万ポイント】 【言語:日本語のみ:マイナス5000ポイント】 【家:なし:マイナス1万ポイント】 と、次々に選んでゆく。 その結果、魔物が跋扈する土地で充分に生きていけるだけのスキルと物資へと、ポイントを回すことができた。最後に迷うことなく実行ボタンを押す。夢ならば問題はないし、現実ならば夢にも見た人のいない世界へと旅立つことができる! そうして彼は、深い深い森の中へと降り立った。 さっそく結界を張って土地を確保し、家と畑を作って家畜を飼う。 物言わぬ家畜と、結界の外を行き過ぎる魔物達に囲まれて、彼は幸せな一人暮らしを満喫していた。 ……が、気が付けば、結界の外に人間らしきパーティーがいる。魔物に襲われ、今にも死んでしまいそうだ。 なんで!? 前人未踏って言ったろ? 誰も来ないはずだろ!? なに人間の侵入を許してるんだよ、前人未踏の意気地なしぃっ! 思わずパニックを起こすものの、見殺しにするのは忍びなく。彼は食事と替えの剣、屋根位は貸してやる事にした。ゴーレムにそれらを持たせて結界の外へと出してやると、彼らはしばらく結界を破ろうとしていたが、やがてあきらめ去っていった。 ほっと一息ついて、冷や汗を拭う。 しかしそれは、襲い来る受難の始まりに過ぎなかったのである……
ちなつにすすめられて読んでみました。異世界召喚最強(?)チート。完結済。 短いのでさくっと読めます。 言葉も容姿もみんなかなぐり捨てて、ただ一人で生きていくことだけを願う勤勉な男と、ひたすら勘違いして、魔物が住むアイテムの宝庫だと襲い来る冒険者(やエルフ)との熱い攻防が笑えます。 見た目が「人間に見えないレベル」なので、魔物と勘違いされている主人公がお気の毒。っていうか、言葉も通じないし、もはや知能のある魔物と変わらないよな(苦笑) オチがまたなかなか楽しいです。 おもしろい話の紹介、サンクスでした!>ちなつ
「本が読みたい(小説家になろう) http://ncode.syosetu.com/n5563bh/
以前 Arcdia で公開されていたものが、加筆修正されてなろう! に移動してました。一応メモ。
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No.4706
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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