SHERLOCK 二話目 死を呼ぶ暗号
2012年07月20日(Fri)
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「恐怖の谷」を読み終わったので、SHERLOCKの二話目「死を呼ぶ暗号」を改めて視聴しました。一年ぶりの鑑賞です。 ……やっぱり原作成分少なくね? 「恐怖の谷」からのネタって、本を使った暗号解読部分ぐらいなような。暗号のサンプルをもっと探すときのシャーロックの台詞や、過去に犯罪組織に属していて逃げてきた女性というキャラクターは、「踊る人形」からだと思いますけど。あと「推理中は食事しない」ってのも、どこかにあったような……? まあ過剰に期待せず、パスティーシュとして見た場合は、それなりにおもしろかったと思います。
いやあもう、セルフレジにケンカを売り、新しい職場で居眠りし、ホームズに邪魔されながらもめげずに女性をデートに誘うジョンに萌えvv 一話目でマイクロフトの秘書を口説こうとするシーンと言い、さすがは「三大陸にまたがる女性遍歴」を持つ男(笑) 壁に書かれた暗号を見る前に消されてしまい、ジョンに向かって「目を閉じて集中しろ、思い出せ! 人間が記憶できるのは平均62%なんだ!」とか何とか言いつつ、くるくる回りながら詰め寄るシャーロックと、「大丈夫だ」と冷静に振り払い、撮ってた写真を見せるジョンの温度差も素敵。ほんっと凸凹コンビというのはこういうのを言うんでしょうね。正反対な癖に、くっつけると綺麗な形になるんだ♪ 互いを見ずにペンを投げる → キャッチのシーンがまたお見事vv 撮影一発OKだったそうで、中の人達もすごすぎる(^ー^;;) そして女性とのデートを邪魔しまくるシャーロックに至っては、もう腐ったおなごのニーズに応えているとしか思えません(笑) BBCとNHKは視聴者になにを求めているんだvv あ、ちなみにサラさんは、この手の女性キャラにしては意外と男前で好感度大です。乱闘シーンで、棒きれ振り上げて助けに入ったのにはびっくりしました。そしてシャーロックの傍若無人振りにめげないところも◎。君ならジョンとつきあっても許すよ、私は。
ところで作中でキーとなった「 900 万ポンドのヘアピン」。 いったい幾らぐらいなのかピンときていなかったのですが、今日現在のレートは 1英ポンド= 123.3415 円だそうで。 これで計算すると、 900 万ポンド= 1,110,073,500 円……ええと、一、十、百、千……十一億一千とび七万三千五百円!? そりゃあ、そんなものを髪に挿していたら仰天しますよねえ(遠い目)< 1,050 円と 630 円をはかりにかけて、安い方のかんざしを選んだ奴
あとこれまでの感想で書いてなかった気がしますが、この作品でシャーロックが脳内展開している推理を、画面に出現する文字や宙を飛びまわる画像で示す表現は素晴らしく、また斬新だと思います。昨今のテレビゲームあたりからきたものかもしれないけれど、それをあれだけ効果的かつスタイリッシュに使っているのは、見事の一言につきます。
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No.3906
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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