脚本と演出が重要だと思う
2012年07月07日(Sat)
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ドラマ版「猫弁」を見てみました。
うむ、おもしろかったvv 脚本はさすがポイントを押さえてあるし、キャスティングがまた絶妙でした。 特に梅園大家さん=伊東四朗はあまりにもハマりすぎていて、もうそれ以外で想像できません(笑) 三千代婆さんと木村田村の配役も、中の人の素性は知りませんがもろイメージ通り。タクシー運ちゃんが稲垣金田一で橘署長やってた人だったのも、なんか親近感がvv ……個人的に一番配役・演技共に微妙だったのが主役ってあたり、ちょっと何でしたけど、まあ、あれはあれで。 しかし、やっぱり二時間ドラマ。正味九十分だと、どうしても語り足りない部分は多いですね。先に原作を読んでおいて正解でした。特に三千代さんと木村田村のターンが削られまくってたのが惜しい。三千代さんがヤクザ相手に短刀を構えて「どこの姐さんだ!?」と驚かれるシーン、すごく格好良かったんだけどなあ。 もっとも木村田村&三千代の流れを、後半に集中させたのは正解だったと思います。ミステリ的な驚きも大きくなるし、なによりも場面が転換しすぎると話が判りにくくなっちゃいますからね。 あとは「新婚旅行のついでに〜」の台詞を入れるなら、磨き残した片足を磨きに来いという一言も入れてほしかった。それだけは削ってほしくなかったのになあ。 あ、テヌーが何故「手抜き」の略なのかも語られてないや……
そうそう、原作の感想に書き忘れてたんですけど、「サビ猫」って呼び名は一般的なものなのでしょうか?? 私は最初どんな猫なのかイメージできなくって、ネットで画像を探してしまいましたよ。どうやら鉄が錆びたような色合いの、茶色っぽい濃淡が無秩序に散らばってるタイプの猫なようですね。英語では Tortoiseshell cat (べっこう猫)と表現するのだとか。なるほどなあ。 そのあたりはちゃーんと、ドラマでも茶黒混在の長毛仔猫ちゃんを配してありました。これがまた超絶ラブリーでvv あと十円ハゲの子も、しっかり美猫のシャムちゃんでしたし。こういう細かいところにこだわるのがポイント高いと思います。 今期のドラマ三毛猫ホームズはアレだったからなあ(ため息) それにしても、ぬこって癒される……母が猫嫌いでなければ……エセ潔癖性で動物の室内飼いなんてもってのほかという人でなかったなら……(夢想中)<かつて友人宅で何匹も仔猫が生まれていた
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No.3878
(映像)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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