よしなしことを、日々徒然に……
※ 2018年以降の記事は、別ブログの方へUPしています ※
新しいブログへは こちら からどうぞ。



 2012年06月17日の読書
2012年06月17日(Sun) 
本日の初読図書:
4063713318C.M.B.森羅博物館の事件目録(20) (講談社コミックス月刊マガジン)
加藤 元浩
講談社 2012-06-15

by G-Tools
何度フラられてもそれを認めない、ちょっと思いこみの激しい山岳部員が失恋を自覚するまでのお話「12月27日」。
温泉旅館で計画殺人を起こした、粉飾決算企業社長の犯したミスは「転落」。
江戸時代にいた対照的な二人の仏師。彼らにまつわる謎とその答え「木片」。
森羅の三人の義父のひとりモーリスが、オランダの警察に拘留された。紛失した博物画の行方と、自分がやったと言ったきり口を閉ざすモーリスの真意はどこに「犀の図」。

以上四編。
CMB は姉妹作 QED に比べて一話一話が短く、扱っている内容も幅広くって、個人的に好みです。
しかし気がつくとこのシリーズももう20冊ですか。早いなあ(驚)
今回はなんと言っても、森羅の父達の最後の一人、モーリス・ランドさんにつきるでしょう。いやあ、他の二人にまったく劣らない、エキセントリックかつ個性的なキャラで、失望させられませんでした。ってか、三人の中ではこの人が一番好きかも? 特にちょっぴりツンデレっぽい所とか(笑)
ただ絵が隠されていた場所が、警察の大捜索で見つからなかったというのは、ちょっと引っかかりましたね……回想シーンでは、ちゃんと引き出しも抜いて探してるのに。あと、あのテグストリックはけっこう無理があると思う……

そして「12月27日」に登場したアイテム「フズリナの化石」は、私も小学生の時に部活で採集したことがあったので、強烈に懐かしかったです。そっかー、あれって示準化石なんて代物だったんだー、と今さらながら感心させられたり。

次巻ではマウの過去が明らかになるとか。ううむ、読者の興味を逸らさせない予告だ……
No.3828 (読書)

 この記事へのコメントは以下のフォームからどうぞ
Name
E-Mail
URL
感想
2560文字まで

Pass

 
 この記事のトラックバックURL
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/201206173828


No. PASS

<< 2012年06月 >>
Sun Mon Tue Wed Thr Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

サーチ :


 最新の記事
 2012年06月17日の読書

 リンク
 神崎へメール
 私立杜守図書館
 蔵書リスト

 

   

 ブログ内記事検索:
 
 AND OR  


Back to Home...

[管理用] [TOP]
shiromuku(fs6)DIARY version 2.41