よしなしことを、日々徒然に……
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 2012年05月10日の読書
2012年05月10日(Thr) 
本日の初読図書:
B000JACNY2火星の女神イサス (1965年) (創元推理文庫)
エドガー・ライス・バローズ 小西 宏
東京創元新社 1965

by G-Tools
十年の時を経て、再び懐かしき火星、バルスームの土を踏んだジョン・カーター。
しかしそこは勇猛な緑色人の住む荒野でも、愛すべき赤色人が築いた美しい都市でもなかった。見たこともない森林と草原、そして火星で唯一の海が広がる、火星人達がその人生の終わりに巡礼として訪れる来世の国、イス河の果てだったのだ。
愛と平和に満ちた永遠の楽園だと信じられていたそこは、しかし残虐な白色人サーンに支配された地獄に他ならなかった。巡礼達のほとんどは、たどり着いてすぐ恐ろしい植物人間や大白猿に喰い殺され、生き残った者達もサーンの奴隷として虐待の日々を送っているのだという。
死んだと思われたカーターを追い、タルス・タルカスは自らイス河の巡礼の途についていた。この過酷な地で無二の親友たる彼と再会したカーターは、デジャー・ソリスの待つ俗界へと戻るべく、サーンの魔の手から逃れようと奮戦する。
しかし残酷な支配者サーンも、さらに上位の種族ブラック・パイレーツこと黒色人に搾取される存在であった。「死と永遠の生命の女神イサス」をいただく黒色人は、火星の最も古い種族ファースト・ボーンとして君臨していたのだ。
タルス・タルカスと赤色人の娘スビアを逃す代わりに黒色人の捕虜となったカーターは、サーンの乙女ファイドールと共にイサス神殿へと連行される。そこで奴隷となった彼は、同じく奴隷に落とされた黒色人の男ゾダールと友誼を結び、また一年前から捕らわれているという赤色人の少年とも親しくなった。その少年には、不思議とどこか懐かしい、親しみのようなものが感じられるのだったが……

火星シリーズ二冊目の旧訳版を読了。
相変わらずノリと勢いの、御都合主義満載なカーター無双です(笑)<褒め言葉
そして今回のデジャー・ソリスは思い切りありがちな、足手まといヒロイン以外の何者でもないんですが……でも魅力的なんだよなあ。なんでだろう?
でもって、前回読んだときも思いましたが、カーターはいろいろタラしすぎです。前回はタルス・タルカスとデジャー・ソリスとウーラでしたが、今回はあっという間に黒色人将校と赤色人の奴隷娘と白色人のお姫様ですか。最後の一人はおかげで大変なことになってますが。
っていうか、ゾダール(黒色人将校)はほんとにお役立ちです。ラストシーンで黙々と扉の隙間から缶詰放り込んでいく、その冷静さが素晴らしすぎるvv

プロローグがある段階で、デジャー・ソリスが無事だと言うことは判りきっているのですけれど、それでもここで話が切られることは、リアルタイムで読んでいた読者にはさぞかしやきもきさせられたことでしょう。
わたしも次の巻の内容をはっきりとは覚えていないので、スビアがどうなったのかがとても心配です。
……あと荒野で迷子になっていそうなウーラのことも気になるのですが。カーター、前巻であんなに助けてくれた「親友」なんだから、もうちょっと気にかけてあげようよ……
No.3754 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
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