よしなしことを、日々徒然に……
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 2012年02月02日の読書
2012年02月02日(Thr) 
本日の初読図書:
「メッサーシュミット社奮闘記!!(小説家になろう)」

神の気まぐれによって、現代日本から 1918 年のドイツに転生させられてしまった青年。
時は第一次世界大戦終了間近、そして彼の名はウィリー・メッサーシュミット、二十歳。後の世に名高い、世界初のジェット戦闘機を実用化させた人物である。
史実では間もなくナチスの台頭があるはず。しかしナチスが政権をとるとバッドエンドへまっしぐら。ヒトラー指揮のもと第二次世界大戦でボロ負けしたドイツは、大変なことになるはずだ。それをなんとか阻止したいと、彼は活動を始めることにする。
神によって詰め込まれた脳内wiki知識を元に、優秀な人材を青田買い。資金? 日本を訪れた際に偶然助けた亡国の皇女アナスタシアから、ロマノフ王朝の資産を受け継いじゃいました。小さな町工場だったメッサーシュミット社は、いつしか巨大な財団へと成長し、あらゆる分野へと手を広げてゆく。
目指すはドイツを富ませること。あとできれば心の故郷である日本もなんとかしてやりたい。
優秀な技術者を囲い込むことで、さまざまな技術を史実より早く開発させ、ドイツ経済を活性化させる。そうしてじょじょに歴史は、記憶にあった『史実』から動いてゆくこととなる ――

テキストでざっと 540KB 。一週間かかりましたが、昨夜日付が変わってからどうにか読了しました。
んー……毎度のことながら、歴史上の基礎知識が(以下略)
個人的にこの手の内政チート系は、「俺Tueeee!」を楽しみたくて読んでいるのですよね。しかしこの作品は、話が進むにつれて主役の出番がどんどん少なくなり、主役が介入したことにより流れを変えた歴史の改変されぶりを語り尽くしているので、基礎知識のない自分は正直ちょっとダレました。大戦前後の世界情勢を、ドイツ・日本・ソ連・中国あたりをメインに実に幅広く細かく書かれています。作者さんの知識スゲエ。歴史に名の残っていないオリキャラには、ほとんどと言っていいほど名前をつけない方向であるらしいあたり、そのスタンスが判るのではないかと。
大戦前後の歴史スキー、あるいは飛行機・戦艦・戦車など各種兵器の知識をお持ちの方は、かなり楽しめるんじゃないかと思います。
……ちなみになろうからはすでに消えておりますが、いろいろ探してみると一応まだ読めます。一部文字化けとかしてたり、数話飛んでたりとかする部分は、複数個所を相互参照することで埋められるかと。
No.3594 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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