よしなしことを、日々徒然に……
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 2012年01月26日の読書
2012年01月26日(Thr) 
本日の初読図書:
4488017584世界記憶コンクール (ミステリ・フロンティア)
三木 笙子
東京創元社 2009-12-11

by G-Tools
明治時代の美形で高飛車なワトソンと、人当たりの良い常識人のホームズの短編集。2巻目。
読み始めたのは昨日でしたが、残り一話を残して眠気に負けました。
今回の収録作は四話。うち一話は高広の両親の馴れ初め話。もう一話は前巻で偽札事件に巻き込まれた森恵少年の学生生活。
もうひとつの話もかなりのページをゲストキャラの回想に割かれていたりと、なかなか冒険心に満ちた構成だったと思います。
個人的には高広の両親の話が面白かったvv
時代が時代なせいか、「氷のような女」というタイトルから連想させられたのか、思い浮かぶイメージが神谷悠さんの絵柄になっちゃいましたよ<迷宮シリーズ京の祖母の印象
そして基博父さんも昔は初々しかったんだなあとか、実の親子以上に良く似た親子だよとか、実に微笑ましく。四作目の礼と高広の出会い話も、気になるのはむしろ里見親子の会話の方で。最後に礼が出てきてようやく、ああこれ出会い話だったっけ……みたいな(苦笑) まあ礼と高広のファーストコンタクトは、やはりファン的にははずせないエピソードですけどね!
あと今回は、前作にも増してホームズ色が強かったと思います。
「赤髪連盟」から連想して「石畳をステッキで叩きたい」とかマニアックすぎるやろ。「ボヘミアの醜聞」というタイトルだけで、どの話か判る人間ってそんなにいないと思うぞ?
そんなキャラ萌えやニヤリとさせられる部分の他にも、このシリーズは時代設定がすごいと思います。ただ「明治時代テイスト」というだけではなく ―― どこまで史実なのか私には判断ができませんが ―― 海外使節団についてとか、悪水氷検査とか、当時の風俗が実に自然に取り入れられていて、雰囲気がリアルに感じられます。昔は日本でも土葬だったのが、この頃から火葬に変わり死亡診断書もつけるようになったのだとか、氷でものを冷やすのは贅沢であり基本は飲んだり食べたりするものだったとか、「当時はそうだったんだ〜」と唸らされるような部分がしばしばありました。
そんなこんなで、今回も実に面白かったです。三巻目は怪盗ロテュスの話もあるのだとか? ふふふ、楽しみですvv
No.3587 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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