よしなしことを、日々徒然に……
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 読みたいものが溜まっていく
2012年01月12日(Thr) 
影武者徳川家康(上)を読むのに、ほぼ丸一週間を費やしてしまいました。とりあえず続き(中巻)はいま母が読んでいることだし、休憩して他のあれこれを片付けたいところなのですが。
……積読もたくさん山になっているけれど、再読したいものもどんどん増えており、どこから手をつけたものやら。とりあえず「一夢庵風流記」と「花の慶次」は、現在読み返したいもの筆頭。ドラマ化された「ステップファザー・ステップ」もチェックしておきたいです。最後の三冊が読めていない「JIN」とかも、既に数冊前から読み返さないと話を忘れているし、ウェン・スペンサーの二冊も、なんか無性に再読したい〜〜《o(><)o》 さらにマンガ作品については、ここ数ヶ月に購入した分ほとんど手がつけられてないし!
基本的に初読の作品は、余韻を楽しむためにも一日一作と決めているので、ますます未読のものが溜まってゆきます。DLしたオンライン小説も、フォルダに放り込んだままのが、さて何メガあるかなあ……(遠い目)

録画しておいたドラマ「ステップファザー・ステップ」初回二時間SPを視聴しました。
ほうほう、なかなか面白いんじゃないでしょうか。原作では中学生だった双児が小学生になっているのも、個人的にはありだと思います。むしろ小学生ぐらいの方が、あの生意気さとぶっ飛び加減を許容できるんじゃないかなあとか。子役の演技もちゃんと原作らしく声を揃えたお神酒どっくりで、なおかつ微妙な違いも表現されていたりと良い感じ。お父さんが妙にハンサムなのは……まあ、原作は一人称だからヘタレて見えただけで、客観的に見れば格好良いキャラだったのかもしれませんし(笑)
前半は改変されつつもおおむね原作に添った流れ、後半の双児泥棒疑惑はドラマオリジナル展開。おそらくTVでは担任の先生の過去が改変されると思うので、「保護者」に対しても口をつぐむ双児の結束と、女性を守るいっちょまえの男らしさを表現する上で、うまい流れだったのではないかと。
ただ原作では確か、最初はお金の援助のみが目当てで、あとは半ば状況に流されるまま成り行きのように「お父さん」役になってしまっていたのが、ドラマでは最初から双児がパパ役を演じてくれることを望み、その結果がっつり絆を作る方向になってましたね。なんか予告編によると、契約書まで交わすみたいだし(苦笑)
双児が駆け落ちした実の両親を想って涙を流すなど、肉親の情愛が強く語られていたあたり、けっこうドライだった原作とは違った方向で行くようです。
そう言えば原作のラストは、実の父親が帰ってくる!? 的展開のあと、どうなったんでしたっけ……? 実の「父さん」より義理の「お父さん」を選ぶ方向に行ったんでしたっけ?? そもそも続編も読めてないままだしなあ。単行本化(ry
あ、配役と言えば前にも書きましたが、伊藤四朗さんは平清盛とは打って変わったナイスなキャラがお見事でした。あとオリキャラの刑事さんが、どん亀で小太郎ちゃんやってた俳優さんで、なんか気に入っちゃいましたvv ……しかし「怪盗キング」ってネーミングはいかがなものかと。さすがに完全に名無しは難しかったんでしょうね……
次回はダム湖に沈んでいた白骨死体の事件な模様。こんなに早く持って来ちゃって、白骨死体→駆け落ちした両親!? 疑惑が使えるんでしょうか。白骨化するにはまだ早いんじゃないかなあ。そしてパパは生爪を剥がして血まみれになるのか(笑)
次週も楽しみですvv
No.3560 (映像)

 
 この記事へのコメント
 
雪華  2012/01/13/22:57:40 [HOME]
こんばんわ、雪華です。

ステップファーザー・ステップ>
気になったのでちまっと立ち読んでみたのですが、面白そうですねぇ〜〜。
思わずお会計に行きそうになってMy財布にストップをかけられました(爆)。
「ええ〜〜、ダメ? ダメなの? だって面白そうだよぉ〜〜」
「面白そうだけどダメ! もういっぱい本買ってるでしょっ!? 全部、読み終わってからにしなさいっ!!」
「それって何年後っ!!?」
なんて会話をお財布と交わしたとか交わしてないとか……。いったい何処のお母さんとお子様の会話かと(笑)。

本屋に並んでいたのの最後は、誘拐犯に(自主規制)な制裁を加えて家に帰ってくると留守電に実父から「いつになるかわからないが一度は必ず帰るから」のメッセージ。いつか―――明日かもしれないし10年後かもしれないし、ってことで「飯、食いにいくか」「「うん」」で現状維持だったかと。

続編があるのですか? う〜〜ん、読みたいような、読みたくないような。
「めでたしめでたし」な昔話の続きを知りたくない感覚に似ています。


影武者徳川家康>
うちの母がハードカバー上下巻を発売日から所持しております(笑)。ついでに愛蔵版の漫画も完備済みなのを正月に知りました(爆)。懐かしさに思わず読んでしまいましたよ(←ジャンプ連載中に偶に読んでました)。
「花の慶次」も主な読者の小中高学生には難しい話だと思いましたが、あれはまだ破天荒で画面転換が早いところもありラストまでついて来られたのでしょうが、「影武者徳川家康」はちょっと主な読者層よりも必要年齢が高かったのが敗因ではないかと愚考します。ヤンマガとかだったら続いていたのではないでしょうか。

しかし、歴史小説のたぐいはうちの母と趣味が合いそうですね。
 
No.3562
 
神崎真  2012/01/15/10:27:58
おはようございます〜(^ー^)
ステップファザー・ステップ、チェックされたのですね。
個人的に宮部作品の中では一押しです。元は講談社文庫ですが、後には子供向けの青い鳥文庫でも出版されたとか。やはりそれだけ人気があるのでしょう♪
まだ携帯もネットも無いような時代に発行された作品で、固定電話とかファクシミリでやりとりする場面もありますけれど、それがまたおもしろいのですよね。ドラマではしっかりスマホを駆使してましたが(笑)

>お財布との会話
すっごくよく判ります(しみじみ)
私も積んであるのを片付けないとなあ……
ちなみに雪華さんは、古本や図書館はあまり利用されないのでしょうか? Amazon のマーケットプレイスなど、質にこだわらなければ、全国域の品揃えで最低価格251円から入手できますよ。もっとも私も昔は、新品とか初版にこだわっていた時期がありました(遠い目)
今はもう節約(お金も置場も)に徹して、図書館>古本>あきらめる>新品入手の順番になってます。

> 続編
以前雑誌に連載されたものの、作者様が「単行本化はしない」とインタビューだかコラムだかで公言なさったそうです。

●バッド・カンパニーシリーズ
 バッド・カンパニー(小説すばる97年1月号)
 ダブル・シャドウ(小説すばる98年1月号)
 マザーズ・ソング(小説すばる98年5月号)
 ファザーズ・ランド(前編:小説すばる98年12月号、後編:99年1月号)

噂によると、クローン技術ネタだとか? 一作目のほのぼの疑似家族風味とは、だいぶ雰囲気が変わっているらしいです。読みたいような、読みたくないような……

> 影武者徳川家康
おお、そちらもお母さまがお持ちですか! しかもハードカバーを発売日に入手とは。よほどの作者ファンと見た(笑)
うちも母が気に入ったようで、相談して折半で古本購入することにしました。文庫版三冊でおよそ千円。折半すると五百円分担だから、まあ良いかなと。置場も母の本棚になるので問題なし★
ジャンプで読んでいた頃は、確かに「花の慶次」も相当難しかったです。まして「影武者徳川家康」なんて。島左近に至っては、名前聞いたこともなかったし(いやそれは前田慶次も同じか/苦笑)。
そもそも歴史苦手でしたしねえ。なにしろうちの学校の日本史は、本能寺で信長死亡→秀吉の天下統一→関ヶ原で徳川圧勝→江戸幕府といった具合に点と線しかなくて、戦国歴史小説でもっともネタとなる大阪の陣近辺が綺麗にすっぽ抜けていたんですもの。秀吉の天下統一から関ヶ原まで十五年以上も豊臣政権が続き、さらに関ヶ原から実質上の徳川天下(大阪の陣終了)までも十五年以上あったなんて、全然知りませんでした。いやあ、マンガ・小説ってタメになる……

そんなこんなで、最近微妙に歴史小説にはまっている次第です。なんでもうちの納戸には「真田太平記」が埋まっているらしいですから、いずれはそちらにも手をつけてみようかなあ、なんて。
そちらのお母さまも、世代的に読んでいらっしゃいますかね。真田太平記<昔、大河になったはず
 
No.3565
 
雪華  2012/01/15/17:28:26 [HOME]
古本や図書館>
学生の頃は図書館の常連でした。なにせ、入学式当日から卒業までほぼ毎日利用していたほどです(笑)。
特に入学式の後にさっそく借りに行ってお姉さん達に「あらあら」と驚かれました(爆)。今でも覚えてますよー、フォーチュンの外伝が読みたくて複数の読み切りが一冊になっていた本を借りたのです。(今では外伝1に纏められていますが)
お陰で司書のお姉さん達とは気軽に欲しい本入庫を頼めるくらい仲良しでした。

今は『読む時間(とっても重要)』が、ね……(遠い目)。それで、取りあえず買っとこう(確保しとこう)と積読本が増えて行く、と。
新刊コーナーチェックだけでも月々増えて行くのに、図書館や古本屋までチェックしてたらとんでもない事になりそうです(虚ろな目)。
それでも、過去作品が読みたいとか、懐かしさに負けてとか、で古本屋も利用しています。「王ドロボウ」や「封神演技」なんかはBookoffで買いました。「王ドロボウ」の雰囲気が凄く好きで作者さんの体調が良くなって復帰してくれることを祈っております。


うちの母>
欠かさず見るくらい大河ドラマが好きなので、大河ドラマの原作はほぼ全て持っているはずです。
元々本が大好きな人ですし(子供のプレゼントが本なくらい)、金田一みたいなミステリや歴史小説も好きなので、私とはまた趣を異にするラインナップです。
しかも本を売るという行為が嫌なようで、売るくらいなら小学校とかに寄付していますから、歴史小説の類は発掘すれば見つかるかと。


最近>
通っている小説サイト様で無断転載、及びかなり強烈な18二次の無断掲載があったとかで結構騒ぎになっております。
しかも、本来のストーリーほぼ無視で、一部の設定とキャラを使っただけのオリジナル満載な「なんでわざわざ二次?」というような内容だったらしく、作者様は特に後半の理由に落ち込まれておりました。
大事に育ててきた『我が子』を人格無視して道具扱いされたようなものなので無理もありません。わたしだったらブチキレますね。
そもそも原作者様に「ああ、うん、コイツならこう言う〜〜」「うんうん、コイツならこうするよねぇ」と言ってもらえない二次なんて二次と言うのもおこがましいと私見ながら思っております。
例えば、キャラ名も固有名詞も一切出さなくても雰囲気だけ元ネタが特定できるような作品こそ、正しい二次作品だと思うのです。うちにはそんなのしか置いていないと自負できますよ?

神崎さんもお気を付け下さい。
 
No.3566
 
神崎真  2012/01/16/14:39:18
私は逆に、学生の頃はあんまり図書館利用してませんでした。
当時はいわゆるライトノベルばかり読んでいたのに、うちの学校の図書館はその手の本、まったく入れてませんでしたから。図書館で読めた文庫は三国志(途中挫折)、八犬伝、金田一耕助シリーズぐらいだったでしょうか……
それでもどうにか、三年間で100冊以上借り出しはクリアしましたが<卒業時に図書券がもらえた
最近になってようやく推理とか歴史物とか読むようになって、図書館が活用できるようになりました。県立図書館のライトノベル率も高くなって、誠にありがたいことです。あと昨今は児童文学も侮れませんよね。
それこそ司書の人に顔を覚えられてます。ええ、それはもう確実に(苦笑)
新刊も読みたい作品はできるだけ図書館に入るのを待つか、古本で10円でも20円でも値段が下がるのを待っています。っていうか、そもそも新刊チェック自体めっきりできてません。既に好きな作家さんはここのサイドバーのブログパーツでなんとかなってますけど、新規開拓はほとんど熱帯雨林のおすすめ商品欄とか、理想郷での紹介とかが頼りですね……
今は詐騎士が読んでみたいんですけど、あれ高い、しかも嵩張る(−ー;) なんでネット上にあるうちに読んでおかなかったんだろう。存在は知っていたのに。これも図書館に収蔵リクエストをかけるべきでしょうか。でもあまりライトノベル過ぎると入れてくれないかも(しょぼん)
レジーナブックスとか文庫アイリスのレーベルはおもしろそうなのけっこうあるのに、高いのとレビューの意見がけっこう分かれているのでなかなか手が出せません。やはり本屋で実物手に取ってみないと駄目ですねえ。レジーナブックス、せめて電子書籍が T-Time 形式だったら……(くぅっ)

封神演技の作者さんは、短編の頃けっこう好きだったんですけど、封神〜は途中で挫折しちゃいました。最終話はうっすら読んだ記憶があります。
……お互い年がばれますねえ(苦笑)

> 無断転載、18二次
うわあ……それは本当にお気の毒でした。
しかしオリジナルと共に二次創作も載せているサイトとしては、考えさせられてしまいますね。
基本的に私は「原作にあってもおかしくないエピソード」こそが至上の二次だと思っています。しかし実際にいろいろなサイトさんを読みに行ってみると、オリジナル色の強いパラレル物や女体化などでも、非常に引き込まれる作品が存在していることは確かなわけで。
それらを楽しんでしまっている身としては、なんだか申し訳ない気分になってしまいます。
まあ商業作品の二次と、アマチュアオンライン作品の二次とでは、また話も違ってくるのでしょうけれど。
以前、相互リンクして下さっているオリジナル小説サイトさんに、そちらの作品の二次小説を送りつけたことがあります。幸いその時は喜んでいただけましたが、いま思うと冷や汗が……(−ー;)
 
No.3569
 
雪華  2012/01/16/22:14:35 [HOME]
原作にあってもおかしくないエピソード>
はい、私もそういうのが一番好きです。そういうのを書きたくて日々精進しております。まだまだまだまだ(以下エンドレス)未熟者ですが(遠い目)。
あとは、原作がちゃんと『生きている』IF話は好ましいと思います。「ああ、この人ちゃんと原作を咀嚼して血肉にしたうえでIFの話を書いてるんだなぁ」と思える話は私的に好感のもてる二次です。(最近ではぬら孫二次の「三千世界の鴉を殺せ」が一押しです)
BL、GL、夢小説、パロディ、何でも原作が『殺されていない』、「なんでわざわざ二次?」と思わせない二次が理想だと思うのです。
商業作品の二次はどぎつくても有名税でしょうけれども、アマチュア作品の二次はもう少し考慮して欲しいものです。

送り付け>
わはははは(汗)、私もありますよ〜〜。
掲示板にお邪魔して感想を書いているうちに好きなキャラについてお互い熱く語りあって、「こんな感じとか?」「ほうほう」なノリで掲示板にプチ連載して大ウケされたことがあります。特に人魚姫パロは爆笑されました。王子様無視は基本ですよね?
他にも、長編完結記念に本文では触れられていなかったヒーロー側の視点を感想におまけで送ったらえらい喜ばれまして、「思わず場面が浮かんで描いた!!」とプチSS共々掲載許可を求められたこともありました……。
まあ、基本“二次OK! どんと来い!!”なところしか送っていませんけれどね。
 
No.3571
 
神崎真  2012/01/16/23:54:14
正直なところを言うと、私は二次創作の中でも「パラレル」「オリ主」「女体化」「ドリー夢」などといったジャンルが苦手だったりします。やはり「なんでわざわざ二次?」と思ってしまうのですよね。
けれど、ブックマークフォルダをのぞいてみると、かなりの割合でそれらを扱っているサイトが含まれているのも事実。実際、すごく面白いそれらの二次創作も存在するのですよね。むしろそういったものの中にこそ、面白いものが含まれていたりして。
現在はまっている某ジャンルなどは、ぶっちゃけ原作の展開が鬱なこともあって、それらを「無し」にした幸せなIFを好んでいたりします。読んで幸せになれるIFというのは、それはそれでありだとか思っちゃう都合の良さを持っていたり。
問題はいかに原作に「愛」を抱き、それを尊重した上での改変なのか、というところなんでしょうかね。

……ちなみに私は自作品のパロは大歓迎ですが、それでも和馬さんとエドウィネルだけはノマカプをお願いしたいです(笑) どうしてもあの二人だけは、801の想像がつきませんで……(遠い目)

> 人魚姫パロ
童話系パラレルはほとんど手をつけたことがないので、王道?がよく判らないです。
しかしたいていの童話では、王子さまって馬鹿か空気ですよね(苦笑)
 
No.3573

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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