2011年11月02日の読書
2011年11月02日(Wed)
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本日の初読図書: 表紙がいささかヤバイのですが、ブックカバーのおかげで出先でも安心して読めました(笑) で、内容はというと……んー(悩) 今回のこの Euro シリーズは、なんというかちょっと話が判りにくい気がします。それに殺し屋が全然人を殺さないかと思えば、一般人のはずのスイス銀行頭取が裏町から身代わり調達して自殺擬装とかしてるし……エドの選択といい、ファラが殺すべき敵を情で助けてみたりと、なあんかキャラクターにブレが感じられる気が……最近はシャルルもめっきりかつての天才ぶりを発揮してないし(しょぼん)<弁護士資格持ちでスキップしまくり、十ヶ国語ペラペラの、エドの秘蔵っ子設定はどこへ消えた!? むう。フランの妊娠伏線が解決ついていないし、アリサ達との関係もあるから、まだ続くんでしょうけど……ああ、そういえばフランの死因については、妊娠関係ないみたいですね。シャルル引き取る前のエピソードだし。 今回はクレマンド達が、「フランの夫」というだけではなしに、ちゃんとエド本人を好きなんだなあと判って、そこはほのぼのしました。「一生フラン(亡妻)を愛し抜け!」ではなく「君が幸せでいることが、フランの一番の望みだろう」と彼ら(元恋敵達)が言えるようになるまでに、いったいどんな経緯があったのやら。そのあたり知ってみたいです。 ……それにしても、何度も言ってますがこのシリーズ、子供世代は成長するのに、大人世代はほんと老けませんよねえ。シャルルでさえ、どう低く見積もっても三十半ば。ディーンにいたっては下手すりゃ四十後半。エドはもう六十に近いと思うんですが……それで十代の女の子にプロポーズ受けるとか、年の差にもほどがあろうよ(汗)
そしてエドの選択は、ディーン(の腕)を本当に信頼していなければ、とてもできなかったとは思うのですけれど、でもやっぱり意外でした。……っていうか、あの場にディーンが現れなかったら、本当はどうする気だったんでしょう?? 結果的にデータは本来の持ち主に戻ったとはいえ、それはエドのあずかり知らぬ所な訳で。あれほど「個人の意志で消すことはできない」と言っていたのに……もうちょっとエドの格好いいところが見てみたかったので、少し期待が外れてしまった展開だったのでした。 あ、ファラは髭剃ってイケメンになったピエール・エムロードとくっつくんでしょうか。それはそれで幸せなら良いんですけど。ベッドで荷物詰めてるピエール氏は、なんか可愛いかったですvv
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No.3468
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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