よしなしことを、日々徒然に……
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 2011年09月10日の読書
2011年09月10日(Sat) 
本日の初読図書:
404412101Xわたしの勇者さま〈前〉 (角川文庫―スニーカー文庫)
塚本 裕美子 とまと あき 伊東 岳彦
角川書店 1990-12

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シナリオライターの父に雑種犬のモルトと、二人&一匹暮らしの女子高生 松宮陽子。
家事を一手に引き受けて日々充実している彼女の家に、ある日いきなり勇者が降ってきた。皮鎧を着て大剣を持った金髪マッチョは、庭で意識を失い倒れていたのだ。三日後ようやく目を覚ました彼ことシンは、持っていた聖水とやらの力で陽子とだけ会話ができるようになったのだが、その話す内容は驚くものだった。地球とは違うどこかにある「ルー」という世界。そこで悪の魔道士にさらわれた王女を救うため、魔神と戦っている最中に意識を失い、気がついたらここにいたのだという。ルーには魔法があり、魔物が住み、地球とは比べ物にならないぐらい危険で不思議な世界らしい。
馴染みのない世界で言葉も通じない中、シンは元の世界に戻る方法を探したいという。
特撮戦隊物のシナリオライターをつとめる父は、面白がって全面的な協力を申し出た。陽子もまた、食欲旺盛なシンの食事など作ってやりつつ、面倒を見ることにする。
そんな中、父の仕事である特撮番組の撮影中、見たこともない化け物が現れた。不鮮明ながらも撮影された映像を見たシンは、それがルーに存在する魔物だと言い出して ――

異世界『逆』召喚ファンタジー。
二十年ぐらい前に書かれたお話ですが、今でも充分おもしろいです。むしろコンビニができはじめとか、お父さんが使ってるのがデスクトップのワープロだとか、高校が土曜日半ドンだとか、地味に懐かしいです(笑) もちろん携帯とかメールなんて話題にも出てきません。
お話としては、まだ起承転結の承部分あたりなのでなんとも言えませんね。マッチョなシンですが、言葉もろくに通じない中で、冷静に異世界で過ごしているのはなかなか好感が持てます。時代劇撮影シーンを見て、「悪事は許せん」と乱入するのはお約束★
ネットで紹介を読んだところでは、後編で陽子がルーに行くのかな?
ともあれ、一区切りはついているらしいので、楽しみに読みます。
No.3360 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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