よしなしことを、日々徒然に……
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 暴走に注意
2011年08月30日(Tue) 
すっかり恒例となった病院通いですが。
今日もいつものように車を運転して、病院に向かっていたのですよ。
本当にめっきり文章書けなくなったなあ。なにか書きたいなあ。ネタは一応いくつかあるんだけどなあ、と。以前からいつかは書きたいと思っていたシチュエーションのひとつを、脳裏に思い浮かべてみたのですよ。
そしたらば、
冒頭の文章が唐突に天から降ってきました。
いやもちろん比喩的表現なのですが、そうとしか言いようがないというか。

私は基本、話を考えるときに映像で思い浮かべます。それこそ三次元映像をフルカラーで脳裏に展開しつつ、架空のカメラを動かしてこのアングルからこの表情! という感じで想像していきます。それをいざ文章に変換する段階になると、かなりのやる気と集中力が必要となります。最近はこの集中力の段階で、ずっと頓挫していたのですが。
しかしごく稀に、脳内に直接文章が浮かびだすことがあります。それはまるでナレーションのごとくに。この場合は実に話が早いのです。気分はほとんど自動筆記。多少つじつまが合わなかろうが、語彙の選択がおかしかろうが、後で直せばいいのだからと、とにかくノリと勢いで打ち込み続けます。こういうときブラインドタッチができるのはありがたい限り。たいていは短編ですが、一本を一日から三日程度で書き上げることができます。

で、もって。今日はいきなりその状態におちいったわけですね。運転中に。
ちなみに私はその状態でいるあいだ、「耳からこぼれそう」と騒いで、母に笑われたりするのですが。しかし本当にすぐにでも書きとめないと、頭から消えてしまいそうで気が気でないのです。チャンスの神様は前髪しかないのですから。
そしてそんなとき、なにかひとつは電子小物を持ち歩く習慣が生きてきますね。
ハイ、病院について受付してからそのまま、ゼロさんのキーボード開いて即行で書き始めました。いつもネタを思いついたときのように、簡易なあらすじを書きとめるのではなく、いきなりイチから一発書きです。
いやあ……普段なら散々待たされる待合い時間の、本日は短く感じたこと(笑)<ちなみに W-ZERO3 は、うちの市内の大病院で看護婦用に公式採用されているPHS機なので、待合室で電源切る必要はありません(念のため注)
三十分ぐらいかけて 2KB 前後入力したところで呼び出しがかかったときは、思わず舌打ちしそうになったりしなかったり(苦笑)

そんでもって、診察中も薬を受け取る間も、いつ耳からこぼれてしまうかとソワソワしつつ、速効で自宅に帰ってPCにテキストを転送。打ち込みやすいフルキーボード+セルフカスタマイズ済 TeraPad でGO!
ざかざかと書いて書いて書きまくりましたとも。ええ、静かな自室でエアコンかけて。屋根が陽に焼けてちょっと暑いけれど、一階はなにかと騒がしいし、私のノートは周辺機器つけすぎてもはや移動できないので、ここでやるしかないと集中して作業していたのですよ。
……確か、 10KB ほど書いた頃だったと思います。
ちょっとした区切りに到達したので、前の文章を読み返しながら、ちょこちょこ手を入れていました。
次の瞬間。

 ふぉん

軽い音と共に画面がブラックアウト。
そして私はその場でフリーズ。

……えっと……もしかして、熱暴、走?

エアコンかけてたんですけど。そこまで室内暑くはなかったはずなんですけど。
でもなんだかキーボードに手をかざしてみると、心なしか熱気が立ち昇ってきてる??

人間、思いがけないことが起きると、ほんとにしばらく茫然とするんですね(乾笑)

えーと……まあ、茫然としていてもそれこそ耳からこぼれていくばかりなので、気休めに本体をあおぎながら、再度電源をONに。
イライラしながら起動を待って(めっちゃ遅いんです。ソフト入れすぎか)、ドキドキしながら書きかけファイルを呼び出し。内容を確認すると……

よよよ、良かった……区切り部分に到達した段階で保存してある(感涙)
手直しした部分は、まだだいたい記憶に残っていたので、ざっと目を通して再現できました( T ▽ T )
ビバ、フリーズと「不正な処理を(以下略)」を乱発する Win98 時代に培った、意識しないで頻繁に上書き保存する癖vv<かつて何度仕事を吹っ飛ばされたことか

しかしこのまま自室で作業を続けていては、いつまた同じことが起きるか分かりません。そこで今度は SigmarionIII にデータを移し、涼しい一階で先を続けることに。
一階はまあ……両親や次兄がテレビを見たり大声で会話していたりと、かなり集中しづらい環境だったんですが、それでもどうにかこうにか。途中でバッテリ切れ起こして、頻繁に出る残量警告に悩まされたりもしつつ、最終的には風呂も夕食も済ませた後までかかって、なんとか下書き上がりましたよ!
うわあ、小説書いたの二ヶ月ぶりかな? そんな(当社比)短いスパンで、またも短編のストックができたなんてvv
ちなみに某シリーズの番外編です。現在、原稿用紙 34 枚と 11 行。ラストが微妙に薄暗くなってしまいましたが、基本的には書きたかった内容をぶち込みまくった、本編のフォロー話です。書いてて楽しかったーーvv
これもまた推敲をしまくる予定なので、公開は数ヶ月後になる予定です。現在のストックと照らし合わせると、来年になるかしら?

……それともすぐ来月から月イチ掲載でストックを全放出して、また当分更新停止になるのと、数ヶ月おきに一話ずつ出して、一年ぐらい保たせるのと、お客様的にはどちらが良いのでしょう?
もっともストック四話のうち三話は、間をおかず更新した方が良いかなあと思っている一連の話なんですけど。
むうう、コンスタントに月イチ更新をこなしていた頃は、どんな集中力で話を書けていたのか、我ながら謎だ……(−ー;)
No.3335 (日常)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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