2011年03月24日の読書
2011年03月24日(Thr)
|
|
|
本日の初読図書: ひとつひとつはたいしたことがない、けれど多くの怪奇現象が続く湯浅高校。 個別に来る依頼を当初は断り続けていた渋谷サイキックリサーチだったが、ぼーさん経由や果ては校長直々に依頼が来るに至り、その腰を上げた。 座った人間が次々と電車事故に遭う魔の席、教師達につきまとう霊の姿。視界の隅にいつも現れる首吊り縄の影など、様々な怪奇現象が起きているが、不思議なことに湯浅高校自体には七不思議などの伝えられる怪談はないという。 しかも真砂子までが、学校に霊はいないと言い始めた。確かに怪奇現象は起きているのに、霊の存在はない? 首を傾げる一同の耳に入ったのは、数ヶ月前から起きているという、超能力騒ぎの噂で ――
シリーズ三作目。とりあえず現在出ているのはここまでです。 今回はそこまで怖くはなかったかな? というか、エピソード増やしすぎて、ちょっと冗長になった感も否めず。新怪談に触発されて旧怪談が活性化したくだりは、あまり必要なかったような気も…… うんちくが増えてたのは面白かったですけどね。 こうして読み返すと、次巻の緑陵高校の話も含めて、「ヒトガタ」ネタが三作も続いたんだなあとか、改めて思ってみたり。旧版が出た頃は今ほど陰陽師なんて言葉がメジャーではなかったから、普通に新鮮に読んでおりましたが。
長らく積んでいたマンガ版の終わりから二冊目。 最終エピソードが三分刷されている、その真ん中です。 はっきり言って、全シリーズ通じて一番怖いのがこれじゃないかと思います。天井から××が落ちてくるシーンとか、仲間が消えては悪霊にとって代わられていくシーンとか、じわじわ怖い(汗) サイキックリサーチとしての調査エピソードは今回で終わり。 次巻にて、ついにあのシリーズ通しての大どんでん返しが来るようです。
|
No.3107
(読書)
|
|
|
|
この記事のトラックバックURL
|
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/201103243107
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|