2010年12月07日の読書
2010年12月07日(Tue)
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本日の初読図書: シリーズ四冊目。 若かりしハイティーンのシートンことヤンが、見事な枝角を持つ大鹿を追うお話です。 若い頃のシートンは、まだナチュラリストとして自然を愛するが故というよりも、むしろ狩りの興奮から、ライフルを持って雄鹿を追跡してゆきます。そうするうちに、足跡や糞などが教えてくれる様々な「サイン」を知り、出逢った先住民のハンターから自然と過ごすための多くの事柄を習い覚え……後のナチュラリストとしての基盤を固めていくのです。 最後、ついに大鹿を目の前にしたとき、ライフルを手に彼がなにを思うのか。どう行動するのか。 シートンがシートンである根底が、この一冊に詰まっていたと思います。
「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する(小説家になろう)」〜21話
宝くじで40億もの大金を当ててしまった一良は、途端に群がってきた金の亡者達から逃れるべく、山奥にある先祖の家へと避難することにした。ところがその家には、何故か異世界へと通じる扉があり、その先には日照りと飢餓に苦しむ貧しい農村があった。 とりあえず薬と食糧を持ち込んだ一良だが、それだけでは根本的な解決にはならない。そこでまずは水車を作って川から水を引き、さらに肥料という概念のない村人達に、腐葉土を使うことなどを教えていくのだが……
異世界と日本を行ったり来たりし、40億という財力で村ひとつ分の食糧やら肥料やら農耕道具を買い込んで、と。 自由に行き来ができる分、調べものをしてきたり高く売れそうな小物を持ち込んだりと、いろいろズルをしております。村人達からは、どうやら神様だと思われている模様。そしてそれに気付いていない主人公(笑) こちらもまだまだ始めの方で、別に語られているお姫さまパートとの繋がりすらほとんどありません。続きが楽しみです。
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No.2961
(読書)
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プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
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