よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年11月30日の読書
2010年11月30日(Tue) 
本日の初読図書:
4061485148ギヤマン壺の謎 名探偵夢水清志郎事件ノート外伝 大江戸編 上巻 (講談社 青い鳥文庫)
はやみね かおる 村田 四郎
講談社 1999-07-15

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今回は大江戸パラレル上下巻の上巻です。
物語の最初は、エジンバラにいる夢水清志郎左右衛門とジョゼフ=ベルとの会話から。そこで謎をひとつ解き、日本へ帰ろうと思うと告げる清志郎左右衛門。
そして長崎の出島でひとつ、江戸への道中でひとつ謎を解き、間に新キャラ中村巧之介登場の幕間を挟み、舞台は亜衣、真衣、美衣の待つ江戸へ。
……いやあ、ゲストキャラがね。豪華だけれどマニアックすぎませんか、はやみねさん(笑)
ジョゼフ=ベルなんて知ってる人いるのか。才谷梅太郎なんて小学生で分かる子いるのか? 越後の御隠居はまあ分かりやすいでしょうが。
しかし新撰組は嫌いなんでしょうか、はやみねさん(苦笑)<ほとんどやられキャラ

「名探偵」という単語を知らない江戸時代の人々が、こぞって清志郎左右衛門に問いかけます。「名探偵とは何か」と。その答えは「謎をみんなが幸せになるように解く人だよ」です。
大江戸版の名探偵は、まわりの人々が純朴な分、素直に内心をあらわにしていると思います。長崎で解いたギヤマン壷の謎についても、江戸で解いた大入道の謎についても、彼はちゃんと細部まで解説してくれました。黙して語らない、現代の教授とは違って。
下巻は明治維新が関わってくるらしいです。この清志郎左右衛門がどんなふうに幕末の動乱を眺めていくのか、なかなか楽しみです。
No.2953 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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