よしなしことを、日々徒然に……
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 2010年03月28日の読書
2010年03月28日(Sun) 
本日の初読図書:
4167142554鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)
文藝春秋 2000-04

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今回の平蔵さんは、火盗改長官を一時解任されて、悠々自適の京都旅へと出かけております。別に不始末をやらかしたからではなく、火付盗賊改方長官という役職は、事件のない時分には空位になるものだったそうで。
しかしそこは鬼の平蔵。何事もなく済むわけはなく、あちらこちらで事件に巻き込まれ、供についてきている兎の忠吾といろいろ活躍しております。この忠吾がまた、1〜2巻に引き続き、女の引きが良いんだか悪いんだか。関わる女関わる女、みんな訳ありですよ、気の毒な(笑)
いつもは無敵の剣客な平蔵さんも、今回ばかりは絶体絶命の危機に陥ったりと、読者の興味をそらしません。さすがですね池波正太郎。久しぶりに出てくるキャラクターには、ちゃんと「以前〜した○○だが」といった解説がついているのも読みやすい一因かと。

4061316176殺しの四人 (講談社文庫 い 4-4 仕掛人・藤枝梅安)
講談社 1980-03

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仕掛人とは、金で殺しを請け負う殺し屋稼業。その掟は「この世に生きていては毒になる奴を消す」こと。鍼灸医 藤枝梅安は、針の名医を表看板に、裏では悪人を闇から闇へと葬る非情な仕掛人を営んでいる。
同じ仕掛人である、吹矢の名手で楊枝屋の彦次郎を相棒に、梅安は今日も必殺の殺し針をふるう。

仕掛人シリーズ1巻目。
……うーん、必殺仕事人みたいな勧善懲悪ものを想像していたんですが、ちょっとイメージ違かったかな……?
設定はそのものズバリなんですけど、仲介屋がいい加減なこともあってか、けっこう普通の人も殺しちゃってたり、場合によっては仲介屋自体まで手にかけちゃったりと、ほんとに非情な話運びです。人情もの、勧善懲悪スキーには鬼平さんの方があっているかもしれません。
……池波先生の話は食べ物が美味しそうだと噂らしいですが、それには鬼平よりもこちらで納得しましたけど。薄出汁の大根とお揚げの鍋とか、鰹節と薄口醤油の粥とか、夕食前に読んでいると腹が鳴ります(笑)
ああ、あと鬼平犯科帳とは世界観が同じらしく、同じ登場人物(香具師の元締め)とか出てきました。
そこらへんも、『正義』の鬼平さんと『殺し屋』の梅安さんの、住む世界の違いを見せつけられて、好みが別れる要因になりそうかと。
No.2676 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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