よしなしことを、日々徒然に……
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 2008年03月09日の読書
2008年03月09日(Sun) 
本日の初読図書:
4003253337モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)
アレクサンドル デュマ Alexandre Dumas 山内 義雄
岩波書店 1956-01

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本日の再読図書
4044155011極東少年
小林 めぐみ
角川書店 1994-04

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ある朝、ゴミ捨場で眠っていた老人から、謎の丸薬をもらって飲んだ進之介は、その後の通学途中、怪しい外国人から食器洗浄機を変身させた魔物をけしかけられる。
その後も、次々と妙な能力を持つ外国人達に襲われる彼を救ったのは、ナミの神器の番人と名のる美少女、美和。
なんでも進之介は、現代に今なお残る神霊「ナミ」の気配をその身にまとっているため、神器を求める輩に目をつけられたというのだが……

スキャニングしながら「モンテ〜」3巻を読んでいたら、母に「そんな中途半端な読み方は許さん。先に読ませろ」と召し上げられてしまったので、仕方なくちょうど取り込み終えたこいつを再読。
挿絵といい主役の性格といい、軽いノリの現代ファンタジーかと思いきや、話の展開自体はかなり深刻……なのにも関わらず、それに相対する『今時の若者』である主役達の淡泊な対応が、ある意味この上なくリアルかもしれません。

死を覚悟してなお恐怖を見せない進之介が、「深く考えると怖くなるから、意識の表面だけで納得してるんだ」という下りが、非常に印象深かったです。実際、なにかで死を覚悟しなきゃいけなくなったら、そうやってストッパーかけて思考停止するんだろうなあ……
No.1852 (読書)

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 プロフィール
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。

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