2008年03月09日の読書
2008年03月09日(Sun)
|
|
|
本日の初読図書:
本日の再読図書 ある朝、ゴミ捨場で眠っていた老人から、謎の丸薬をもらって飲んだ進之介は、その後の通学途中、怪しい外国人から食器洗浄機を変身させた魔物をけしかけられる。 その後も、次々と妙な能力を持つ外国人達に襲われる彼を救ったのは、ナミの神器の番人と名のる美少女、美和。 なんでも進之介は、現代に今なお残る神霊「ナミ」の気配をその身にまとっているため、神器を求める輩に目をつけられたというのだが……
スキャニングしながら「モンテ〜」3巻を読んでいたら、母に「そんな中途半端な読み方は許さん。先に読ませろ」と召し上げられてしまったので、仕方なくちょうど取り込み終えたこいつを再読。 挿絵といい主役の性格といい、軽いノリの現代ファンタジーかと思いきや、話の展開自体はかなり深刻……なのにも関わらず、それに相対する『今時の若者』である主役達の淡泊な対応が、ある意味この上なくリアルかもしれません。
死を覚悟してなお恐怖を見せない進之介が、「深く考えると怖くなるから、意識の表面だけで納得してるんだ」という下りが、非常に印象深かったです。実際、なにかで死を覚悟しなきゃいけなくなったら、そうやってストッパーかけて思考停止するんだろうなあ……
|
No.1852
(読書)
|
|
|
|
この記事のトラックバックURL
|
https://plant.mints.ne.jp/sfs6_diary/sfs6_diary_tb.cgi/200803091852
|
|
|
|
プロフィール |
神崎 真(かんざき まこと)
小説とマンガと電子小物をこよなく愛する、昭和生まれのネットジャンキー。
ちなみに当覚え書きでは、
ゼロさん= W-ZERO3(WS004)
スマホ= 003P(Android端末)
シグ3= SigmarionIII です。
|
|
|