フェシリア=エル・ディ=ミレニアナ=コーナ
(第八話「南方の姫君」時に15才)



 コーナ公爵家公女。
 ロドティアス=ティベリウス(前コーナ公爵家嗣子)が事故で行方不明になった翌年、コーナ公と後添いの側室との間に誕生。実質上の最年長子のため、現在はエル・ディ=コーナ(コーナ公爵家嗣子)として登録されているが、父公爵その他は息子であるファリアドルに跡を継がせようとしている(女は眼中に無い)
 癖のない黒髪に、わずかに銀を帯びた薄墨色の瞳。象牙色の肌。まだ女と呼ぶにはやや線の固い、細めの一見深窓の令嬢。実際体力的には、そこらの娘とほとんど変わらないが、頭脳的には非常に早熟。貴族の一員としての強い責任感と、高い矜持とを兼ね備えている。
 情報や人脈の大切さを知っており、しばしば自ら館内や町中を歩き、好印象をつちかうことに余念がない。それ故、下働きや領民達からは非常に人気が高いが、血縁からは生意気な子供と見られがち。なお、優しい態度の半分は計算ずくだが、元々根は優しい部分を持つ。
 女であるというだけで自分を見下す父や親族を逆に見下しながらも、一抹の寂しさを感じているらしい。





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