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 楽園の守護者  第十四話
 ― 継承のとき ―  終 章
 ― Makoto.Kanzaki Original Novel ―
 
神崎 真


 ―― アーティルトが重傷を負い、ロッドもまた戦線を離脱したその日。
 カルセストはもの思いに捕らわれながらも、己が為すべきことを果たすべく、決死の覚悟で細剣を振るい続けた。
 そして仮面をはずした公女は家臣達を指揮し、領民を守るため立ちあがっていた。


 誰もが、王都よりつかわされるはずの救援を待ち望み、その力を尽くしていた。


 そして、その日も日暮れに間近くなって、遠き王都ではひとつの告知が発せられる。


 国王カイザール=アル・ディア=ウィルダリア=フォン・セイヴァン、崩御。


 ―― それは名君と呼ばれ愛された王の、五十年にわたる治世が、ついに終焉を告げた知らせだった。


― 了 ―


(2006/03/14 11:13)
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